月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

新春の鉄道博物館

今年の鉄道初め、と称して、大宮の鉄道博物館に行ってきました。


まぁ鉄道が正月だからといって大きく変わるわけもないのですが(汗)。
お正月気分だったのはこの蒸気機関車さんくらいでしょうか?


実際の目的は、2階で行われていた企画展示。

大宮駅の開業130年を記念しての、大宮と鉄道の関わりを振り返る展示です。

余り目新しいネタはありませんでしたが、日本鉄道が東北方面の線路を敷く際に、今の高崎線から宇都宮方面への分岐を熊谷にするか大宮にするか比較検討していたというのは初耳でした。確かに、東京から宇都宮に行くには利根川と鬼怒川をどう乗り越えるか、という検討が必要だったのでしょうね。今の東北線のルートだと利根川と鬼怒川が合流した後に乗り越えるので橋が1つ減るものの、長大な橋梁が必要にあるのに対し、熊谷で分岐であれば、橋の数は増えるものの橋の長さは押さえられます。
しかし、もしも熊谷分岐案が採用されていたら、きっと今頃は関東電鉄常総線のルートにバイパス線が出来てたんじゃないでしょうかねぇ……。


再びヒストリーゾーンに戻って。他の展示されている車両も少し撮影しています。

特急富士の一等車、前からこんな風に内装を展望デッキから見ることが出来ましたっけ?

むーみんさん。中央のターンテーブルを追い出されて、ちょっと影が薄いです。

その他、各種特急用車両。ボンネットだったり新幹線だったり寝台車だったり。


夕暮れ時なので展望デッキに上がると……


丁度いい感じに富士山がいましたですよ。

富士山も見えたし、きっと今年は良い鉄道日和が続くでしょうね。