東京国立博物館で、昨年度に購入したり寄贈されたりした新収蔵品を紹介する展示をやってましたので、ちょっと覗いてきました。
東博の収蔵品なので写真OKでしたので、写真付きで気になったものを紹介しておきます。
まずは、文殊菩薩様のブロマイド。文を持っているあたりが文殊様っぽいのかしら。
源氏物語図屏風。通常は、桐壷から夢浮橋まで順に描きますが、これは季節の順にエピソードをつまみ食いしている感じです。
「葵」から、千尋の場面。碁盤に乗っているのは若紫。
「花宴」から。朧月夜にしくものぞなき
これは「紅葉賀」で青海波を踊ってるところ。
線刻千手観音鏡像。平安時代の作ですが、結構細かく掘ってますよ、これ。
最後に如意輪観音様。優美なお姿なのに眼光は鋭いのです、この仏様。
今年の収蔵品も中々良いものが多かったですね。
それにしても、源氏物語が絡むと、ついつい写真の枚数が多くなりますな……。