1999年から2009年にかけて、東海道五十三次を歩いてみるという企画をやっておりました。
その時は10年かけて日本橋から三重県の関宿まで歩いたのですが、その先にある鈴鹿峠をどう越えるのかを考えるうちに停滞してしまって、気がつけば6年が経過しまして……。今更、関宿から再スタートというのもちょっとなぁということで、再度日本橋から歩き直してみようと。ということで、「take2」なのでございます。
まぁ、前回歩いてから15年が経っているわけで、色々変わったところもあるでしょう。それが見つけられたら良いのではないかと思います。
ということで、まずは日本橋からスタートです。
いつもながら、東京都のマークを守る狛犬さんがかっこいいです。
日本の道路の起点を示す、日本国道路元標。
で、ここからのコースは、旧東海道と入っても国道15号線(第一京浜)を品川までひたすら歩くだけです。なので江戸時代を感じるとか風情とか、そういうものとは無縁ではあります。
ただ、15年前と比べると、再開発で高層ビルになった建物が多くなった感じで、全体的に(容積率緩和のために公開空地のスペースを取ったせいで)歩道が広くなった気がします。
京橋のブリヂストンが入ってるビルの壁面緑化が見えたり。
銀座に来ると、伊東屋のビルが出来上がってたり、松屋はミッフィーちゃんだったり。
銀座松坂屋のビルを取り壊したおかげで、銀座ライオンの最上階が何となくアール・デコしてるのが見えますね。
新橋を過ぎると目新しいビルもなくなって、本当にだだっ広い第一京浜を歩くだけになるのですが、それでも鉄道が通れば嬉しくなるのが鉄道ファンの性。
浜松町の世界貿易センタービル、まもなく再開発で取り壊す予定だったはず。
泉岳寺付近の高輪大木戸(気付かずに通り過ぎたので遠くから撮影)と、ビルになった稲荷神社。
で、品川駅前に到着です。
京急八ツ山鉄橋。ここで暫く京急撮影タイムになってしまったのですが、その写真はまたいずれ。
ここでやっと、だだっ広い第一京浜を外れて、昔ながらの道幅の品川宿に入ります。
ですが、今日はその品川宿の途中にある、東海道北品川交差点で打ち止めです。
ここまで、日本橋から8.8km。それなりには歩きました。
東海道北品川交差点の最寄駅は京急の新馬場駅ですが、その目の前に品川神社がありますので、ちょっと寄ってみます。
数歩で1合ぶん、登ってしまうのはご愛嬌。
富士山頂では勢い良く鯉のぼりが泳いでいたのでした。
富士塚だけでなく、神社の方にも寄りまして。
ということで、今日のお散歩は無事終了です。
で、次回は品川から、蒲田か川崎くらいまでは歩きたいところですが、いつやりましょうかねぇ。