谷山浩子さんの年末の恒例と言えば、東京の江東区文化センターでのコンサートと大阪梅田のザ・フェニックスホールでのコンサートです。毎年どちらかが年の最後になって、もう一方がその1週前になる感じですが、今年は東京→大阪の順になりまして、フェニックスホールでのコンサートが26日に開かれたのでした。
まずはセットリストから。
(第1部)
01. ハーブガーデン
02. パラソル天動説
03. うさぎ
04. 森へおいで
05. 手品師の心臓
(リクエスト)
06. パステルウェザー
07. テングサの歌
08. タンポポ食べて
09. 会いたくて
(休憩
xx. 「朝が来た」主題歌
(第2部)
10. Puzzle
11. ピヨの恩返し
12. Walking in the Air(「スノーマン」挿入歌)
13. おはようございますの帽子屋さん
14. 仇
15. 電波塔の少年
16. あかり
(アンコール)
17. ひとりでお帰り
(アンコール2)
18. 骨の駅
(アンコール3)
19. 催眠レインコート
今日12月26日はボクシング・デーなので、ということで今回のテーマは「プレゼント」。何かをあげる、あげようとする歌が続きます。とはいえそこは浩子さんの歌なのであげるものも一筋縄ではいかなくて、心臓だったり、売り物の帽子だったり、この夜だったりと……。それあげて本当に良いの?というものも多いですね。
トークでは先日出演したNHK-FMの話が出て、事前に台本を作るためにいろいろ聞かれたもの、クリスマスのことを聞かれてもクリスマスを余り意識していないから答えにくかったと。そして
って……。なんでもその先(翌日の元日や、対岸の北海道)があるのに、もうこれで終わりって感じが似ているのだとか。いや、この類似性は気づかなかったです……。
アンコールはいつも通り、バックの壁を開けて、外の夜景を見ながらとなります。浩子さんも言ってましたが、大阪はこれが楽しみなんですよね。まぁ、だったら最初から開けとけという声もあるでしょうが、これ、壁を開けると結構部屋が冷えるのよ……。
で、ダブルアンコールの「骨の駅」は、先日のNHK-FMでリスナーに電話した際に、そのリスナーが大阪のコンサートに来るというので歌うと約束した歌ということで。こういうところ、浩子さんは律儀です。
ということで、バックには大阪駅前の高層ビル街が見える中、歌詞は「山奥の小さな駅に……」。なんか、壁を開けて外を見ながら歌うのも、違和感が出ちゃうことがあるんですねぇ……。
そんな違和感を感じた人が多いのか、はたまた「骨の駅」じゃ今年は終われないと思った人が多かったのか、もう一回アンコールになって、歌詞カードファイルから適当に引いて出てきたのが「催眠レインコート」。そうそう、これなら外に見えるビル街が雨に沈んでいく姿を想像しながら聴くことが出来ますね、って、それでいいのか?
ということで、今年のコンサートが無事終了しました。今年は4月4日の横浜から始まって全部で15回、浩子さんのコンサートに行くことが出来ました。曲で言うと、「花の季節屋根の上」で始まって「催眠レインコート」で終わった、ってよく判らんな(汗)。
来年は2月27日に渋谷である、3時間ぶっ通しのオールリクエストが最初でしょうか。来年も、今年と同じくらいの回数は行けたら良いのですが、どうだろうなぁ……。