7月4日にリニューアルオープンした、鉄道博物館に行ってきました。
今回のリニューアルは今までの本館の南に建物を増設し、そこに「仕事」「歴史」「未来」の3つの展示を持ってくる、というものでした。
2017年秋、鉄道博物館が生まれ変わります | 2014/11/05 JR東日本
http://www.railway-museum.jp/press/pdf/20141105_hp.pdf
新館オープンおよび本館リニューアルについて | 2018/06/05 JR東日本
http://www.railway-museum.jp/press/pdf/20180605_2.pdf
建物が増えてお値段も上がった*1今回のリニューアル、どんな感じに変わったのか、見てみましょう。
入口は今風なオシャレな感じに
いや、入口自体は変わらないのですが、改札を抜けた正面のところは……
白くなりましたね……。
いや、今流行りな感じではありますが、なんか慣れません……。
まぁ、車両の展示は今まで通りなんですけどね。
2階は模型で辿る鉄道車両史
今回のリニューアルで鉄道史のコーナーが南館に出来ましたが、それまで鉄道史を展示していた2階の通路は鉄道車両の歴史を模型で振り返るコーナーになってました。
このコーナー、展示ケースの高さが小さい子向けで見ずらかったのですが、模型が展示される分には見やすいです。
ちゃんと私鉄の模型もあるのも良いですね。
おー、猫ミミ新幹線だ〜。
新幹線、増えました
展示スペースが増えたので、新しい車両も増えました。それも全て新幹線です。
まずは、屋外展示になったE1系。
屋内には、初代山形新幹線の400系と、現役車両のE5系。
E5系は現役車両なので此処にあるのはモックアップなのですが、古い車両ばかりでつまらないという声にこたえて車両工場で実際の車両と同じ手順で作成したものだそうです。流石JR東日本、お金持ち〜(をぃ)。
なお、400系は車内に入ることもできます。なんとグリーン車。
必見、歴史ステーション
新しく出来た建物には「仕事」「歴史」「未来」のゾーンが出来たのですが、「仕事」と「未来」は体験型でしたので時間の関係で省略しまして*2、「歴史」のゾーンへ。これがとても良かった。
展示は時代ごとにゾーンが別れていて、それぞれのゾーンの入口には当時の駅が再現されてました。
窓口も再現されていて
パタパタマルスとか、テンション上がるわ。
窓口の奥には、その時代の鉄道に関する展示があるのですが、今までストックヤードに置いてあったものをたくさん引っ張り出して展示しているのが良いですね。
これは、もともと岡山駅にあったパタパタ。
ついこの前まで使っていたタブレットの処理装置。
新幹線のCTCに。
ここまでの展示は、中央の空間から放射状に各時代の展示のコーナーが伸びていたのですが、それは1980年代までで終わっていて。
あれ?最近の鉄道は何処だろうと出口の方に向かうと……
日本国有鉄道の銘板(これは旧国鉄本社にあったやつですね)があって、そこをすぎるとJRになるのでした。
なかなか良い展示でした。時間がなくて写真が少なめなので、もう一度写真を撮りに行かなければ。
こんな感じで駆け足でしたが、リニューアルした鉄道博物館を見てきました。今までのような車両一辺倒ではなく歴史に力を入れてくれて、私としては良い方向に変わったように思えました。正直、歴史展示は相当駆け足で見てしまったので、また行かなければです。