月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

1/13に見た展覧会(新嘗祭→皇室ゆかりの美術→廃墟)

1月13日に見た展覧会3件について、簡単に感想を上げておきます。

列島の祈り―祈年祭・新嘗祭・大嘗祭―@國學院大學博物館


会期が14日までだったので、急いで行ってきました。
國學院大學というと山種美術館のすぐ近くなので渋谷や恵比寿が最寄りのように感じますが、表参道駅から青山学院大学の脇を通ると、結構近いですね。

展示のほうは國學院らしく、天皇祭祀と稲作の関係について。新嘗祭が稲作と関係するのは自明ですが、それ以外にも稲作と関係する祭祀があって、なるほどお米の国ですなぁと。

また、新嘗祭と合わせて大嘗祭にも触れていて、これは今年らしい展示だと思いました。

皇室ゆかりの美術@山種美術館


國學院大學博物館まで来たら、すぐ近くの山種美術館には寄りますでしょ。ということでやってきました。

今回の展覧会は皇室ゆかりの、というタイトルになってまして、

  • 旧宮家に関係する絵画
  • 新宮殿に飾られた作品をもとにした作品
  • 帝室技芸員の作品

となってました。

今回は山種の収蔵品だけでなく、他館から借りた作品もありましたが、そこは山種。荒々しい作品はなくて(いや、内面が荒々しい作品は当然あるのだけど)、のんびり見ることが出来ましたね。

作品ごとの感想は、また今度上げたいと思います(といいつつ、契約不履行になることも多いのですが……)

廃墟の美術史@松涛美術館


この写真を撮ったのは16時半、日没20分前なんですが、明るく撮れてますね……。

松涛美術館では廃墟の展覧会。なんか、廃墟ってわけではないですが松涛美術館は廃墟を展示するのにぴったりな空間のように思えますね。

今回の展示は美術史なので、ヨーロッパで廃墟が描かれるようになったグランドツアーの時期から現代まで作品が網羅されていました。
これを見ると、廃墟を描くようになるには廃墟が残ることが大事で、木造で廃墟になる前に簡単に撤去できる日本では廃墟を描くって発想は出てこないよなぁと、当たり前のことを思ってました。


という3か所を見て、この日はおしまい。
この後、3連休の勢い(または、ヨドバシカメラのポイントが13%になっている勢い)でノートパソコンを買ってしまったのですが……。その話はまたいずれ。