東京国立博物館は毎年1月に干支にちなんだ展示をしているのですが、今年も寅年にちなんで虎の展示を行ってます。
ということで、久しぶりに東京国立博物館に行ってきました。
日時指定予約が必要になってから行く機会が減ったのですが、常設展示(総合文化展示)のほうは当日に窓口に行っても予約枠が余っているので、もっと気楽に行くべきではあります(ただねぇ、予約サイトでの予約は前日までで、当日は窓口突撃が必須なのは、正直辛い)
ということで「博物館にはつもうで」です。
虎と言えば竜虎図などで多くの絵師に描かれている題材。というわけで展示されている作品もビッグネームが多いです。
例えばこちらは、岩佐又兵衛さん
そしてこちらは曽我直庵。
更には泣く子も黙る円山応挙だ。
って、なんで皆さん、虎じゃなくて虎柄の猫さんなの?ねこじゃらし持ってきていい?(をぃ)
工芸品でも変な虎さんがいて。何ですかこのぺっしゃんこは。
しかも展示の最後に猫の絵を展示するし……
どうも十二支に猫が入れなかった理由は、猫と虎の区別が付かなかったことが理由のようです……(違います)
常設展示(総合文化展示)の方も見て回りましょう。
まずは、正月恒例の松林図屏風。3が日を外せば、人を入れこまずに撮影することも可能です。
正直、毎年見ているせいもあって、あまり熱心に見なくなってきました、これ。
江戸琳派から、田中抱二の描くオシドリ。
正月らしい縁起物の展示です。
探幽さんの描く三十六歌仙図から。
なお月猫さん、女性の絵だけを撮影した模様です……。
1階にあった蒔絵の硯箱。こういうの、一つくらいは持っておきたいのですが、なかなか……。
全体的に正月らしい展示でしたが、やはり虎は猫にしか見えませんなぁ……。