先日、江戸東京博物館の企画展を見た話をこの駄文ブログに書きましたが、その際に合わせて常設展示も見て回ったのでした。
lunacat.yugiri.org
常設展示の入口に正月飾りもありまして。
ところで江戸東京博物館の常設展というと、大きな模型で長屋などを再現したものを思い浮かべると思います。
そういうのもよいのですが、大型模型はそんなに展示替えがあるわけではない(というか、ほとんどない)ので、何度も行くリピーターとしては今一つ面白みがない。ですが、そんな模型と模型の間にある紙資料は頻繁に展示替えがされてまして、これを見るのが合面白いのです。
そもそも紙資料といいながら、うっかり芸術作品を展示することも多くて……
今回もそんな、紙資料なんだか芸術作品なんだかを撮ってきました。
月岡芳年の風俗三十二相から。猫かわいい。
これも猫かわいい。
二代広重の、江戸市中の鳥観図。
こちら、歌川広重の描く江戸の風景です(だからさらっと広重が出てくるし)。
貞秀が描くのは日本橋の初売り。人多すぎです。
これは川瀬巴水。版画ではなくて原画ですって。
杉浦非水の描くポスターに。
伊東深水ですよこれ。描いているのは伊豆大島。
村山貯水池(今の多摩湖)は一大レジャーランドでしたのよね。
もう、描いた画家がビッグネームな作品をしれっと置いてあるから気が抜けませんわ……