月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

谷山浩子猫森集会 1日目(ゲスト遊佐未森)

9月15日、金曜日。

今日は「推し活があるから」とメンバーに言って、早めに仕事を切り上げて新宿にやってきました。

というわけで、今日の推し活、谷山浩子さんの猫森集会です。

今日のゲストは遊佐未森さん。
遊佐未森さんも谷山浩子さんも、私が大学に入る前からのファンで、かれこれ30年以上のファン歴になります。

ファン層の一部が被っている(と、本人たちも認識している)二人ですが、二人が同じステージに立ったことは余りなくて、10年以上前のCafe mimoのガールズオンリーデーのゲストに谷山さんが出ただけではないかと。
この時はガールズオンリーデーなので私は申し込むことが出来なかったんですよね。

その後、2019年の猫森集会のゲストに遊佐さんが登場する予定だったものの、谷山さんの声の調子が悪くなって公演中止になり、2020年のCafe mimoで谷山さんがゲストになるはずが感染症の緊急事態宣言で公演中止、さらに2020年の猫森集会でもゲストを遊佐さんにする調整をしていたもののゲストを発表する前に感染症対策で公演中止と、なかなかジョイントが出来ない状態が続きました。

それが、ついに、今日、二人のジョイントコンサートが実現するとあって、異常に張り切っている月猫さんであります。
そりゃ、仕事の一つや二つは放置しますよ(をぃ)


そんな谷山浩子猫森集会ですが、遊佐さんが出てくる前に5曲演奏した後に遊佐未森さんが登場しました。
出てきて最初に歌ったのが「地図をください」と「僕の森」。名刺代わりという選曲ですが、30年以上遊佐さんの曲を聴いていると時には古い曲も聞きたくなるので、まとめて聴けたのはありがたかったり。

遊佐さんが谷山さんの曲を歌うコーナーでは「風になれ~みどりのために」が。ちょっと歌い方に少し昔の8の字を思い出しましたわ。
にしても遊佐未森さん、流石声楽やっていただけあって声量あるなぁ。

続けて遊佐さんが歌った浩子さんの歌が「パセリパセリ」。だれがこの曲を歌うと思っただろうか(反語)。
この曲の時の未森さんが楽しげで、一瞬cafe mimoで「街角」を歌ってるんだっけ?と思ってしまったり。


今度は逆に、浩子さんが未森さんの歌を歌うコーナー。ここでは「道標」を歌ったのですが、歌った後に浩子さんが歌詞の言葉を自分には書けないと言っていたのが印象的です。

遊佐さんの自然は昼の自然、谷山さんの自然は都会の自然、という違いがあるというような話もあって、「潤んだ空」とは書けないという浩子さんを見て、妙に納得しておりました。


その後、二人で作った曲を、ということで。「向日葵とわたし」という曲が。
この曲は遊佐未森さんが作曲した曲に谷山浩子さんが詩を書いてできた曲ということですが……。
えーとなんか浩子さん、ぱっと見かわいいけどよくよく考えると妙な歌詞を未森さんに歌わせてませんか?(向日葵が歩いちゃいましたよ……)

ちょっと曲の頭で斉藤由貴さんの「おうちでかくれんぼ」を思い出したので、この際3人でのジョイントも希望しちゃいたいですね。
(ほら、遊佐未森さんも斉藤由貴さんに曲を提供しているし、3人とも横浜鎌倉関係者だし……)


アンコールの後に歌った最後の曲が「月と恋人」。
もともとボーカル2人前提の曲なので浩子さんと未森さんの2人で歌うのにちょうどよい曲です。
浩子さんと未森さん、声の質が違うのに同時に歌うときれいに声が混ざるのが素晴らしいなぁと。


というわけで、谷山浩子さんの猫森集会1日目、とても良かった、というか良すぎました。
谷山浩子さんと遊佐未森さん、大雑把には同じカテゴリに分類される2人の音楽の違いが見える面白さと、何よりも未森さんが楽しそうに歌うのがね。
是非来年春のcafe mimoで攻守入れ替えたバージョンも見てみたいです。


なおこの後、興奮して27時くらいまで眠れなかったのは内緒です……。