月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

東京都美術館でのローマ展 +α

11月3日、文化の日の金曜日。

今日は天気も良いですし秋ですし、混んでるとは思うけど動物園で撮影して遊ぼうか……などと起きた時は思ったのですが、今日の最高気温予想は25℃。屋外の動物園では暑さで倒れてしまいます。
そんなわけで、暑さを避けて屋内にあるいつものところに行くことにしたのでした。

で、やって来たのは東京都美術館。こちらで「永遠のローマ」展を見ることにします。

東京都美術館のローマ展、展示は古代ローマとルネサンス以降の古代ローマと再発見を見る感じで、彫刻が中心でした(いや絵画も2割位はあるのだが)。
久しぶりに謁見した若づくりなアウグストゥス帝と巨大すぎるコンスタンティヌス帝、それとトライアヌス円柱の浮き彫りがマイフェバリットでした。

トライアヌス円柱は石膏複製なので原寸大コピーですが、2世紀に作ったものの浮き彫りが19世紀でもこれだけ残ってるのかという驚きがあります。


(最後の写真は、浮き出してる感じを強調するように撮ってみました)


東京都美術館を見終わって、次は地下鉄で汐留へ。汐留のパナソニック汐留美術館ならぐるっとパスで無料だからというチョイスです。

と、パナソニック汐留美術館に行く途中にある旧新橋駅を見ると、今やってる展示が来週で会期末のようなので、先にこちらに入りました。

今回の展示は鉄道員の制服に関するもの。国鉄の制服なんて戦前からそんなに変わってないように思っていましたが、結構変化があるものですね。
明治時代の駅長は帯剣しているし、現場で作業されている方も最初は法被だったのがナッパ服になって、ここ50年ほどはヘルメットも被るようになってと移り変わりがありました。

この展示は今年の春に鉄道博物館でやっていたものの縮小版なのですが、鉄道博物館に見に行かなかったのは失敗でしたわ。


そしていよいよパナソニック汐留美術館へ。コスチュームジュエリーの展示をやっていました。

コスチュームジュエリーとは宝石ではなくガラスやメッキ加工された金属で作成したアクセサリーですが、小学生のころにビーズ細工をやっていたので、あれをもっと本気でやっていれば、こんなきれいなアクセサリーも作れたのか!という視点で見ておりました……。ビーズ細工、奥が深いですな……(ビーズ細工でない作品もあったのに、その感想でいいのか?)


と、久しぶりに都内で展覧会を3カ所見ましたので、今日はこれでおしまい。時間も17時を過ぎたのでどこかでご飯でも……と思ったのもの、汐留シティセンターは休日休みの店ばかりだし、カレッタ汐留はシャッター街と化していて……。
汐留のオフィスに入居している会社は在宅勤務率の高そうなところが多いので、飲食店は苦しいのでしょうな。

結局、汐留ではなく帰り道の途中の乗換駅でご飯を食べて帰ったのでした。