日曜日に広島に行ったときの話の続きなんですが、広島駅からコンサート会場のアステールプラザホール(市役所前の電停から徒歩10分ほどのところ)に行くのに予想外に時間がかかって焦る、ということがありました。一応25分は見込んでいたのですが、実際には路面電車が20分と徒歩10分で計30分、予想よりも5分多めにかかっていました。
何で25分で問題ないと計算していたのか。簡単に言ってしまえば、路面電車に乗り慣れていないので、どの程度時間がかかるのか把握していなかったということですが、他の都市で路面電車に乗った経験から、路面電車の乗車時間は長くて15分程度だろうと思い込んでいたわけですな。
ということで図らずも広島が大きな都市であることに気づいたわけですが、ちょっと待て。広島駅から明日テールプラザホールは徒歩で3.5km、45分ほどの距離と出るではないですか。他の都市、例えば京都だと、京都駅から南禅寺までが、丁度電車(地下鉄)で20分+徒歩10分位の場所になりますが、京都駅から南禅寺までは5.5kmあります。つまり、広島では同じ時間で、京都の60%の距離しか移動できない、と、単純計算ではなるようです。
こう考えると、広島という都市が人口規模の割には大きすぎるのか、それとも路面電車が遅すぎるのか。何となく後者の問題のような気がします。確かに、行きがけに路面電車に乗ったとき、信号待ちが多かった気がします。
広島には平和大通りという8車線の大通りがあるのですが、こちらを路面電車が通るようにすると、速度が上げられそうです。なんだけど、人通りが多いのは今通っているところなので……。たぶん、今の路面電車を一部地下なり高架なりにすると、信号待ちが減少して速度が上げられると思いますが、これはまた、工事費用をどうするかという問題があって……。
広島市さん、広島西空港の維持よりも、こっちの方が投資効果が大きくありませんか?