2日と3日にも行った、東博の総合文化展(平常展)ですが、今日は会社を休みにして行ってきたのであります。
なんだって会社の休みを取ってまで行ったかといえば、2日にも書いたとおり休日は混雑するので空いている平日に国宝を眺めたいという思いだったのですが、結果は……
私の考えが甘かったです……。
今やっている平常展は16日までの間、「これは特別展か?」というくらいに国宝や重要文化財で埋め尽くされている状態ですので、お客さんも増えるわけです。
平安時代に書かれた国宝の古今和歌集。如何にもお金をかけて梳いた紙が素晴らしいです。
狩野永徳さんの檜図屏風。これも国宝です。今回2番目に混雑してい多作品になります。それにしても、永徳さんの絵はいつ見ても、うなっているように見えます。
宗達の関屋図屏風に、光琳の風神雷神図屏風。光琳は一番の混雑で、何時も何重に写真を撮る人垣が出来ていました。結局二曲一双を正面から撮影することは出来ませんでした。
それにしても、風神雷神図屏風は宗達のほうが好きです……。
葛飾北斎の富岳三十六景から20枚ほどがずらっと並んでいました。神奈川沖浪裏は何度も見ていますが、いい構図してますね〜。
本阿弥光悦の舟橋蒔絵硯箱に、野々村仁清の色絵月梅図茶壺。こういう有名な作品をさらっと置かないでくださいっ。
このほかにも、可愛らしいものとか沢山あって、気づいたら130枚ほど写真を撮っていましたが、全部を紹介するわけにもいかないので有名所だけ並べてみました。これが平常展示で写真撮り放題って、東京国立博物館って太っ腹だわ〜。