月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

ただいま東博では英一蝶が一押しです?

土曜日に東京国立博物館に「写楽」展を見に行ったときのこと。混雑している写楽展は閉館直前に見ればいいやと平常展を先に見ていました。その平常展では、珍しいことに英一蝶の作品が2つ、展示されていました。


まず最初に展示されていたのは、雨宿り図屏風。

急な雨に皆さん軒先に避難しているところのようです。なんとなく、ほんわかした感じが英一蝶らしさを感じます。


雨宿りをしている方々を拡大してみました。なんか、梁にぶら下がっている子どもがいるような(汗)。傘に隠れている人がいたり、ユーモアがあります。

もう一つが、花鳥図。こちらはまた、描かれている鳥さんが派手です。


すごく有名という画家ではありませんが、英一蝶の描く絵には日常の中の面白さのようなものがあって、見ていてあきません。やはりもう一度、英一蝶展を見てみたいもんです。何なら、東博でやってくれないかしら……