いよいよ秋も深まってきまして、谷山浩子ソロライブツアーの季節がやってきました。
例年この季節に行われるソロライブツアー、今日はその初日です。今まで京都のライブは寺町三条の辺りにあるアートコンプレックス1928が会場だったのですが、今回は洛北にあるFANJというところに場所を場所を移しての開催*1。今までとは違うものになりそうです。
とりあえず、先ずはセットリストをあげておきます
01. 時の少女
(雨の歌を2曲)
02. 雨のアタゴオル
03. 雨の国 雨の舟
(変な天気の歌)
04. パラソル天動説
05. 空からマリカが
(リクエストコーナー)
06. 約束の海(半音高いバージョン)
07. 僕たちの秘密(ベイビーブラザーズ提供曲)
08. 草の上
09. 眠レナイ夜
(これより第2部)
10. さよならDINO
(人形の日に因んで)
11. KARA-KURI-DOLL
12. 手品師の心臓
(キノコの日にも因んで)
13. 猫の森には帰れない
14. 意味なしアリス
15. まもるくん
(お別れの曲は真っ当な白い曲から)
16. さよならのかわりに
(お礼の曲)
En1. 僕は帰るきっと帰る
(お礼のお礼の曲)
En2. ふたり
最初の曲の「時の少女」は、「ときのしようじよ」の中に「きようと」が入っているというアナグラムで選んだとのことですが1曲目にするには暗すぎたと反省の様子。確かにこの曲が1曲目で喜ぶのはコアな黒好きでしょうなぁ。
リクエストコーナーで「約束の海」は半音高いバージョン。この曲が歌いやすい音にしたらフラットが6つもある演奏しにくいものになっているので、今回は半音上げて、演奏をしやすいけど歌いにくいものにしたらどうなるか、という実験です。ソロライブは他のミュージシャンがいないので、こういう実験的なことは良くあります。
第2部の中では、トークではiPadを買った話と、NHK連続テレビ小説「おひさま」の話。iPadは、このツアーに出かけるのを気に買ったそうで、iPod touchの画面が小さくて近眼が進んだ(この歳なら老眼だろう、と突っ込まれたそう)ので買ったそう。思ったよりも使いやすいし、可愛いそうです。
それにしても、今日のコンサートで一番すごかったのは、照明さんかもしれません。ふつう、ソロコンサートの照明さんは、リハーサルの際に初めて曲を聞いて、そこから組み立てるのであまり凝った演出をすることはないのですが、今日の方はどんどん色を変えるし、光を動かすし、最後にはミラーボールも使ったりと、見ていて飽きません。プロの仕事を見たって感じです。
さて、このあともツアーは続きます。参加した回は、こんな感じで簡単に記録を残せたらと思うのですが、最近眠くなるのが早いからなぁ……
*1:京都国際舞台芸術祭なるものに場所を先に取られたみたいです