今日、JR東海さんから中央リニア新幹線の環境アセスメント評価報告書の原案(環境影響評価準備書)が出てきました。
http://company.jr-central.co.jp/company/others/prestatement.html
これがねぇ、中身が都道府県ごとに分かれているとか、各県の下にPDFが30個くらいずつあるわとか、とにかく見るのが大変なシロモノですが、これを見ると、リニア新幹線の詳細なルートが分かるだけでなくて、ルート付近の環境(植生や土壌、土地利用状況など)が判るという優れもの。リニア新幹線に関心がない方でも、この辺りの土壌などを調べる際には参考になるんじゃないかという感じです。
特に、環境影響評価関連図は1万分の1の縮尺の土地条件図、という趣でして、かつ、最も詳細にリニア新幹線関連の施設の場所が分かる地図になってます。これは見ていて飽きません。ということで、さっきから1時間ほど眺めてましたわ。
そんな環境影響評価関連図を眺めていて気になるのは、トンネルの非常口の位置や、保守車両置場の位置、関東川の車両基地の場所、といったところでしょうか。非常口は梶が谷の貨物ターミナルの下に保守車両の置き場があったり、宮ヶ瀬ダムのほとりに車両基地を作るとか、広い土地のいる施設はアイデア勝負で設置場所を決めているなという感じです。
そして、山岳部のトンネルの非常口は、その出口がトンネルから400mくらい離れたところに開いているとかスケールも大きくて。ちょっとトンネルでなんかあった時に逃げ出すのは大変そうですわ、これ。
ということで、今日は寝る時間を削って、もう少し地図を読み込んでみますわ。