月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

さようなら、SONY VAIO

新会社への事業譲渡にともない、ソニーでは、PC製品の企画、設計、開発を終了し、製造、販売についても各国で発売する2014年春モデルを最後として事業を収束する予定です。

Sony Japan | ニュースリリース | 「PC事業及びテレビ事業の変革について」

今日、ソニーがPC事業から撤退することを発表しました。

私がPCを買うときに優先的に選ぶのはMacBookVAIO。以前はThinkPadも優先だったのですが、IBMからレノボに移管されて以来、優先することはなくなってしまったのでした。

そう、ThinkPadIBMからレノボに移管される発表があったのは2004年のこと。それから10年して、再びPCブランドが一つ移管されようとしていることに、時の流れを感じずにはいられません。


ソニーのPC事業は、手元にある「ソニークロニカル」を見ると1982年に出したSMC-70が最初とのことですが、一気に加速したのは1997年にVAIO 505を出してから。あの薄さと軽さは衝撃的でした。

そんなVAIO 505が欲しいと思いつつ、その頃はLibrettoなどを買ってましたからね。結局始めて買ったVAIOは、2000年のPCG-C1XG。1024*480という変態横長液晶サイズで重さが1kgというものでした。

で、次に買ったのは、2006年のVAIO UX。これまた4.5インチ液晶で492gという変態パソコンでした。というか、画面サイズが昨今のスマホ並みですよ、これ(汗)。
UXは買ったものの、重量バランスが問題で、あまり使わなかった記憶があります。

そして3台目のVAIOが、2009年のVAIO type P。これもまたまた、1600*768の変態画面サイズで626gだったのでした。なんかここまで、変態ばっかり買ってます。というか、そういう尖った製品を作るVAIOブランドが本当に好きだったんだわ。

そして同じ2009年には、4台目となるVAIO X。画面は普通に11インチで1366*768、そのかわり重さは655gという構成です。旅に出てばかりの人間なので、どうしても軽さにこだわってしまいます。

で、現時点、最後のVAIOとなっているのが5台目、VAIO Pro 11ですよ。液晶は11インチのままですが、重さは770gと少し重くなりました。と言っても、VAIO XのバッテリーをLバッテリーにしたのと比較すると、20g程度の差だったと。これが現在の旅行中メインマシンです。


こうやって見ると、私にとってのVAIOは軽さだったんだなとというのを再認識します。新しい会社になっても、軽い端末を引き続きだしてくれるのなら、今後も買うかもしれません。
それよりも、Xperia TabletWindows8.1タブレットを出してくれると、それが私にとってのソニーのパソコン、ということになってハッピーなんだけど……