月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

田村ゆかりコンサート@武道館1日目

2月15日のさいたまスーパーアリーナから始まった田村ゆかりさんのコンサートツアーも遂に最終週、武道館の2daysとなりました。今日はその1日目です。
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武道館といえば周囲は桜の名所なのですが、今年の桜はうまい具合にコンサートに間に合いましたね。ちゃんと会場周辺でも咲いてました。
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普通に桜だけ撮った写真もあるのですが、ま、ここは田村ゆかりさんに関係するものが写った写真のほうがいいだろうと(汗)。
正直、プリンと桜を撮った方の写真は、もうちょっと絞っとればよかったなぁと……。



さてコンサートの方は、ツアーでやったことと同じにしたかったということで、センターステージや乗り物などは無しの、至って普通のレイアウトでした。と入ってもステージが広いのでダンサーさんは8名増やしての12名体制だったり、舞台の袖に当たる部分がステージ上のそんなに高くない衝立の向こうにあって丸見えだったりするわけですが。どんくらい丸見えだったかというと、アンコールの最後の曲の時に、カーテンコールのために待機している、くすんだねこが、ノリノリで踊っている頭部が見えるくらいでして……。

あと、曲も結構変更になってましたが、セットリストは明日が終わってから書きますね。


で、MCですが、最初のMCは何時ものように見切れの席をいじって後ろに下がったりモニターを消したりしたりして。

そして、武道館での公演が今回で3回めで、ほぼ3年おきに開催していることを確認した上で「3年後は……むりかな〜」と。
本人は体力的に無理かなと言っているようでしたが、私としてはキャパ的に無理なんじゃないかと思うのですが……。

その後は、そんな歳を重ねる話の延長で、「ポリグラムのゆかりを知っている人?」とか、「当時、永遠の妹キャラと言ってた」なんて懐かしい話も出てきて。
「そのころ(ポリグラムの頃)のファンの人は……今45くらい?」
「人間ドックは大事だよ。ゆかりが行ったMRIは壁紙が空だった。余計落ち着かない」
「今は人間ドックなんて関係ないと思ってる10歳台の人、判るようになるから。体は大事だよ」
などと、気がつけばひたすらの年齢トークとなっていたのでした……。


で、2回めのMCは、明日が大雨という話から、ツアーの天気を振り返ります

  • ○……名古屋1、名古屋2、大阪、福岡1、福岡2、東京1
  • ×……埼玉1、埼玉2、広島、盛岡、東京2(予定)
  • 保留……仙台

ということで、崩れた日のほうが少ないので「ゆかりは雨女じゃないです」ということに。
私としては、埼玉の2日目は晴れてましたし(金曜の雪がたんまり残ってはいましたが)、仙台は雪が降ったと言ってもぱらついただけですし、この2日は○で良いんじゃないかなという気もするのですが。

ちなみに今回、ステージ後方にLEDディスプレイがあるのですが、振り向いた際に画面に自分の背中が映しだされているのを見ながら、
「自分の背中を見ることってあまりないからな〜。あ、恥ずかしい」
「でも、大塚勇造さんの遺言で、背中出してけって言われているからな〜」
と。なんか久しぶりに、大塚さんがデザインをしていた頃のライブの映像とか見たくなりますね。

そして、椅子の位置が少し後ろに感じたのでしょうか。
「見切れ人、見えないよね?」
(心はひとつという声)「心はひとつ?誰と?まさかゆかりと?」
「いや、心は一つですよ。しらんけど」
この辺の、拾った言葉を使ってお手玉をするの、ほんとうに上手いなと、何時もながら感心してしまいます。



それから3回めのMC、の前に14曲目では、何故かステージのポップアップで福岡の2日目に登場した和子さんが出てきたり……。あれはなんだったのでしょうか……。堕天使?(汗)



さて気を取り直して、今度こそ3回めのMC。ここは冒頭、
「さて、3月ももう終わりですね……」と言ったのに対して、観客全員で「そうですね!」と笑っていいとものように返したりしてましたが。

メインの話は、福岡公演からの2週間の話。休みだった日に東京宝塚に星組公演を見に行ったそうです。
今回の演目は「ナポレオン」。高校時代の演劇部でジョセフィーヌと呼ばれていたゆかりん、すっかりジョセフィーヌに感情移入してしまって、ジョセフィーヌが登場する度に号泣してしまったとか。
これを聞いて、とある日の鳩の内容がこの事だったのかと理解出来ました。

そして宝塚は来月から花組公演。蘭寿とむさんの引退前最後の公演ということもあって、「見に行きたいけど見たくない。退団しちゃうし。時間が止まったらいいのに」と。これもよく分かるな〜。同じようなことをゆかりさんに対して思っている人が(いや、もちろんゆかりさんはまだ引退するとは言ってませんが、MC1のようなトークが増えてますし)、きっと武道館の中に何人もいたことだと思います。



アンコールでの最後のMCは、
「24曲歌いましたが、色々ありましたね」
「暑いよね。途中でふわっとしちゃって。行かなくていいのにステージの端まで走って行って、当然間に合わず」
「あと、ウサギが全然飛ばなかった。どこまで飛んだの?2列目?リハの時はもうちょっと遠くまで飛んだのにな〜」
「楽しくなっちゃって、ごめんなさい。やっぱ冬から春になるとふわっとしますよね。皆さんに春は訪れましたか?」
ということで、後半の方の曲であった諸々を振り返ってました。何時も書いてますが、コンサートはアーティスト本人が楽しんでなんぼだと思っているので、楽しくなって暴投気味になるのは、大幅に崩れたのでなければ別にいいんじゃないかなぁと。

そして、
「普段はこんなに汗をかくことはないのだけど」とタオルで首筋を拭くと、ほうぼうから「頂戴〜」の声が。
「これ、ケータリング(レンタル業者ね)のタオルなんだけど……。届くかな?」
と言いながら、結び目を作って舞台上に投げて、あまり飛ばないことを確認したり。
で、結局、舞台の袖のほうから見切れの席の方に投げて、
「スタッフさん、後でタオル代弁償しておいて下さい」
という、なかなか見られないサービスがっ。

次回から、投げてもいいように、物販のマフラータオルが置かれるようになるんじゃないかしら?(汗)



ということで、東京の大きい会場での公演にもかかわらず、ゆかりさんの「楽しいスイッチ」が完全に入ってたのが印象的でした。
最後に「今日はしゃぎ過ぎちゃったから、明日はしょんぼりしているかも……嘘だよっ」と言ってましたが、万が一にもそんなことにならないよう、観客も頑張らないとです、ね。