今日は仙台市博物館で行われている室生寺展を見るために仙台まで行ってきました。
仙台は大宮からはやぶさ」で70分弱、東京駅からでも90分台*1で到着する、所要時間だけ見ると名古屋よりも近い都市になります。
そして仙台市博物館へは仙台駅から20分おきにあるバスで10分ほどなので、まあ2時間あれば博物館まで到着できます。慣れれば結構近いです。
ということで、新幹線を飛ばして到着しました仙台市博物館。
ところでこの室生寺展は今日24日が最終日でして、館内には入場券を買うための長い列が。その最後尾に並ぶと列の整理をしている方が、「ここからだと1時間待ちくらい」とか言っていて……。とはいえ、列を見た感じでは200人ほどしか並んでないので待っても30分程度だろうと予想すれば、予想通り30分で入場券を買うことができました。
さて展示の方は3つの部屋に分かれていて、最初の部屋が密教寺院としての展示、2つ目の部屋が三好和義と土門拳の撮影した室生寺、そして最後の部屋が室生寺金堂から仏像オールスター総出演といった感じでした。正直、最初の2部屋が物足りないものの、最後の部屋の仏様で許しちゃうという感じでしょうか。
その仏像オールスター、十二神将+4の16体がやって来てまして、まるで東博の特別展のように360°どこからでも見ることができるように展示されてました。
十二神将の方は、そのリアルな表現が如何にも鎌倉時代の仏様だなぁという感じで。ちょっと動きというか風を感じる気がしました。
そして背の高い十一面観音さまは、こちらは衣のひだの感じが良かったです。なんとなく、仏像は衣などの細部が美しいものが
全体も美しいと感じるようです。
あと、寄木造りの組み合わせた部分が見えるのも、仏像としては珍しい気がします。
と、全体的に好みの仏像が多かったので、今度は室生寺でちゃんと見てみたいです。今年は11月1日から12月14日に特別公開があるようなので、それに行ってみようかしら?
おまけ
仙台市博物館、来年の春には今度はこちらの方がいらっしゃるとか