松戸市立博物館で、ガンダーラ展を見てきました。
ところで、今回会場の松戸市立博物館ですが、東京近郊のコンサート会場としておなじみの「森のホール21」の隣にあります。つまり最寄り駅は新京成の八柱か武蔵野線の新八柱。なんですが松戸駅近くにあると勝手に勘違いして……遠回りしましたわ。小岩から行くのなら西船橋で乗り換えるだけで行けるのにね。松戸駅に行ってしまったために、秋葉原、上野、松戸、東松戸と乗り換えることに……。
展覧会に行くときは、ちゃんと会場の最寄り駅を指差点呼しなければなりません(?)。
さて、ガンダーラ展ですが、今回、松戸市の博物館でガンダーラの展示をすることになった理由が、展示の初めにあった文章に書いてありました。
それによると、
1980年代にガンダーラの美術館を作るつもりで集めていたのだけど、諸般の事情で美術館は作らないことになったので、折あるたびに展示してるんですわ。今年は市制75周年の節目の年なので……
って、をぃ……。
気を取り直して、展示を見ましょうか……。
展示のほうは松戸市のものだけでなく龍谷大学や東京国立博物館からも借りているので、かなりの点数がありました。
前半はガンダーラの仏像をお釈迦様の物語の順に見ていくという趣向。エキゾチックな浮彫が良いですわ。
(写真は今回撮影可能だった仏像)
後半では、ガンダーラの寺院を訪ね歩いたり、シルクロードの仏教遺跡を展示したり古代日本の仏教遺物に触れたり。ガンダーラだけに留まらず、そこから日本までの仏教の道も見ていこうという展示になってました。ちょっと散漫な気もしますが、ガンダーラだけで間を持たせようとすると大変ですからね……。
ガンダーラ仏は東京国立博物館の東洋館に行けばいつでも見ることができるものではありますが、これだけの量を見るのは久しぶりで、それが良かったです。にしても、エキゾチックな仏様、格好いいわぁ。