上野の藝大美術館でやっている「驚きの明治工芸」展を見てきました。
この展覧会は台湾のコレクターの方が集めた明治時代の工芸作品を展示する物です。似たような展覧会で以前、清水三年坂美術館のコレクションを使った明治の超絶技巧の展覧会がありましたが、コレクションした人が違うので、作品はかぶりません。
展覧会の方は、まずは入口で巨大な龍の自在置物が出迎えてくれます。
影まで使って、上手い見せ方をしますねぇ。
ちなみにこの展覧会、ほとんどの作品が撮影可能でした。そうと判っていればカメラを持って行ったのですが、こんな日に限ってコンサートがあるからとカメラを家に置いてきたという……(莫迦)。
宮川香山の作品。代表的な荒々しい物ではなくて、可愛らしい物が展示されてました。
蒔絵と螺鈿の小さなついたて。手が込んでいる所に目が行きますが、それよりも、なんか孔雀さんが可愛い気が
木彫りの猫さんに
銅の熊さん(坊主に化けてますの)
他にも作品はありましたが、可愛らしい作品が多かったですね。
超絶技巧な作品も多いのですが、技巧よりも可愛さを先に愛でてしまう、そんな展覧会でした。