川崎市の生田緑地にある岡本太郎美術館で、鉄道ネタの展覧会をやっているというので見てきました。
岡本太郎美術館のある生田緑地の最寄り駅は小田急の向ヶ丘遊園。そこから昔はモノレールが走っていたんだなとわかる幅の広い道を10分ほど歩くと生田緑地の入口について、そこからさらに5分ほど奥に入ると美術館があります。
で、岡本太郎と鉄道に何か関係があるのか?と思うのですが、岡山駅には山陽新幹線が開業したのを記念して岡本太郎作のレリーフがありますし*1、国鉄に関係したポスターを作成したりと、色々関係があるようです。
(そんな岡本太郎作成のポスター)
さて展示の方は、主に鉄道博物館などから借りてきたポスターや美術作品を展示するコーナーと、現代美術の展示コーナーに分かれていました。
美術展示の方はポスターで振り返る鉄道の歴史という感じで、解説とか余り書いてないので、鉄道に詳しくない人には分かりにくかったかなという気もします。かといって、単純に美術品として楽しむという感じのチョイスでもないのよね。
等と言いつつ、自分は久しぶりに見かけるポスターを見つける度に盛り上がってましたが……。
一方の現代美術の方は、写真撮影可能なのもあって盛り上がってました。
栗山貴嗣の「東京動脈」。東京の地下鉄を、3次元で再現したものです。
渋谷駅の付近。銀座線が表参道(黄色っぽいのと紫色のチューブが束ねてある場所)から急上昇して渋谷に向かってます。
山口晃の「露電」。
パラモデルの毎度お馴染みプラレールのインスタレーション。
メインの展示コーナーは撮影禁止区画だと思って撮ってこなかったのが失敗でしたわ。
この他にも動きのある展示もあって、現代美術のインスタレーションとして、鉄道は取っつきやすいということを感じましたです。
*1:つい最近、再び一般公開するようになったそうです