9月23日、土曜日。
今日は堀江由衣さんのFCイベントがあったのですが、今ひとつ体調がはっきりしないので、ライブに行くのをやめて都心でのたのたしておりました。
いや、ライブに行けないほど体調が悪いわけではないのですが、明日のイベント(親をユーミンのライブに連れていく)が他の人が絡む重要すぎるイベントで……
それにしても、どうも堀江由衣さんのFCイベントは体調不良と重なりがちです……
(17才でも400ヶ月をすぎると、色々とガタがありましてね……)
そんなわけで目的地を決めずにとりあえず東京駅へ。
駅前にある丸善の丸の内本店に寄ったら、こうペンちゃんがいました。
こうペンちゃん、かわいいですよね。
なお個人的には、こうペンちゃんは基本的に肯定してない時が好きです(そーゆーキャラの基本的なところをこの人は否定する……)
そして、とりあえず東京駅から近いところで見てない展覧会ということで、出光美術館へ。
今回やっていたのは江戸絵画の展示ですが、「つまらない」(=詰まってない=隙間のある)をテーマに作品を選んでいました。数年前にプライスコレクションの一部を買い取ってさらに充実した江戸絵画のコレクションがある出光ならではの切口です。
隙間のある江戸絵画といえば狩野探幽ですが、自分はテーマ関係なしに好きな絵を探してしまうので、岩佐さんの金谷屏風や土佐光起の須磨明石屏風、抱一さんの12ヶ月屏風にときめいておりました。
酒井抱一などの江戸琳派お得意の四季草花図も何点かありましたが、これらは絵自体に隙間があるのでなく、見て感じる詩情のようなものに余韻というか空間がる感じなのですかね。そんな作品も多かったです。
と、この辺りで体調がだいぶ元に戻ってきた感じなので、このまま体調が悪化しなかったら夕方過ぎにあそこに行こう、などと思って銀座をふらふらと。
気が付くと歌舞伎座の前にいました。
歌舞伎座、建て替えてから初めて来た気がするのですが、前の建物と変わってないようにしか見えないの凄いですね。
その後歌舞伎座の地下の喫茶店で時間をつぶして、18時過ぎに向かったのは……
国立新美術館のテート美術館展。
テート美術館展のtwitterアカウントを見ていたところ、夜間開館日なら17時半過ぎには入場待ち行列が消えるようでしたので、18時過ぎまで時間をつぶしたのでした。
なんか感染症前の、ゲーム感覚でブロックバスター展の混雑を回避していた頃を久しぶりに思い出しましたわ。
そのテート美術館展は「光」がテーマ。
イギリスで光といえばターナーでしょとばかりにパンフレットやポスターではターナーを前面に出して客を釣っておきながら、後半が現代美術インスタレーションになるという構成が斬新です。
なお写真撮影は現代作家の一部を除き可能でしたので、写真で展示を振り返りましょう。
まずはターナーさん。
このもやった感じがターナーですよね。
ポンペイのヴェスヴィオ火山噴火を描いた作品。明暗の対比が鮮やか。
ミレイさんがいましたわ。
ホイッスラーにシスレーさん。光といえば印象派も外せませんね。
ハマスホイ!ハンマースホイ!この方も光がテーマなら外せませんね。
カンディンスキーもいたぞ
最後を締めるのはオラファー・エリアソン。なるほど、この型の作品にも光が必須ですね。
とまぁ、混雑を頑張って回避して見に来たかいがありました。