タータンと言うと日本では「タータン・チェック」ともいう、見た瞬間にスコットランドか品川にある女子校の制服を思い出す、あれです(って、例が妙にピンポイントな)。
今回の展覧会では、そんなスコットランドのキルトでありデザインであるタータンを見ていきます。
なお、展覧会の冒頭でタータンとチェックは違うよ!ということが書いてありまして……(格子柄のうち、スコットランドの登記所に登録されているものだけがタータン)。「タータン・チェック」って和製英語だったのね……。
展示の中には、タータンの格子模様を織り込んだ布を多種類展示しているコーナーがありました。
先程書いたようにタータンの模様は登録制なので、模様にも、地域を表す模様、身分を表す模様など様々なものがあります。
中には、イギリス王室でしか使用できない模様なんかもあって。さすがだイギリス。
更に、神戸ファッション美術館にも巡回した展覧会ですので、およーふくの展示も充実してます。
神戸ファッション美術館所蔵のクリノリン・スタイルのドレスから始まって、トンボ学生服の学生服まで。スコットランド伝統衣装まで含めてタータン・チェックのデザインは可愛さが倍増しますね。
可愛いおよー服がたくさん見られて、満足の展覧会なのでした。