月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

ぶらぶら東急沿線美術館巡り(&東急線も巡ったのよ)

7月21日、日曜日。
今日は遠出するつもりで前日に参議院議員選挙の期日前投票も済ませたのに、起きたら普通に10時だったというね…….。

そんなゆっくり寝ている間にも西日本のほうではかなり雨が強くて。起きた頃では広島でいつもの線状降水帯が登場してました。


こんなに降ると投票率に影響がありそうです*1


で、テレビをつけると将棋のNHK杯で里見香奈女流五冠が登場していて、しかも解説が羽生九段で思わず見てしまい……。家を出たのは12時過ぎという次第。もちろん遠出はできません。

ということで、今日は東急の1日乗車券を持って、東急沿線を巡ることに。
起点が五反田駅なのは、品川~目黒が定期券で乗車可能だからです……*2

途中の旗の台で乗り換えて。なぜか木を使った駅に改造中。

最初に降りたのは上野毛駅。歩いて5分ほどの五島美術館へ。
五島美術館では8月4日まで「動物のかたち」という展覧会をやっています。要するに、動物が描かれた絵画などを集めたコレクション展です。
描かれたそれぞれの絵には背景があるのでしょうが、動物ですからね、まとめて見ると「かわいい」しか感想が無いわけですよ。
個人的には白隠さんの手長猿が可愛くてとても宜しかったかと(手長猿の可愛さと白隠さんの緩さが悪魔の合体ですからね)。


次に向かったのが、二子玉川駅からバスの静嘉堂文庫美術館。というか、バスに乗るのだったら、東急の一日乗車券は電車だけのもの(660円)ではなく、電車とバスの両方が乗れるもの(1000円)にしたほうが得だったみたいです……。

その静嘉堂文庫美術館でやっていたのは「書物に見る海外交流の歴史」という展示。大昔に中国から持って帰ってきた本や、鎖国に入手した洋書を翻訳したものなど、かなりの量がありました。
書物なので基本的に同じようなサイズで同じようなものに見えるのですが、なんか本が少ない時代だからこその、書物に対する情熱のようなものを感じましたわ。


二子玉川駅に戻ると、もう1か所行くには遅い時間になってまして。
それならばと、東急の一日乗車券を使って、東急の気になるところに行ってみようと。

で、向かったのは南町田駅。この駅、11月に駅前に開業するショッピングモールに合わせて「南町田グランベリーパーク」駅になる予定。なので改名前に駅を見ておこうと思ったのです。




なるほど。駅名を変えるのに合わせて、駅舎も今はやりの大屋根構造にするようですね。改札からホームが見える構造は、大阪駅を筆頭に好きですわ。

さらについでに、長津田駅に戻ってこどもの国線へ。ここには最近、「うし電車」なるものがいまして……




ただのラッピングとはいえ、完璧に牛に擬態してますなぁ……。


せっかく東急線の一日乗車券を持っているので、最南端の横浜駅にも行ってみましょう。

横浜駅では今日7月21日から、西口通路が変更になって、ダイヤモンド地下街へ直接抜けるルートが閉鎖になって、一度地上に出る必要があるのですが……。
なんだこれ。


駅ビル工事を始める際のニュースリリースに吹き抜けがあったのは覚えてましたが、こんなしっかりした吹き抜けになるとはねえ。
これじゃまるで、大都会の駅みたいじゃないですか(ちょっと待て)。

それはともかく、個人的な推しポイントはCIALとジョイナスの間の通路が復活したことですわ。
その通路のところにある階段を降りると無印の場所に出るので、これを使うと中央通路とダイヤモンドの間の通路復活までの間も雨に塗れずにダイヤモンドに行けるというね

それにしてもこの表示、「一旦」に皆様のお気持ちへの痛いほどの配慮が滲み出しますなあ。

*1:後日確認したところ、広島と福岡では投票率が40%台前半とかなり低下していました

*2:会社が品川なのですが、品川までの定期券と同額で目黒まで区間を延ばせたのです