7月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3391

タイトルは「鉄道路線決定と陸軍」とでもしたほうが良い感じで、鉄道路線を作るにあたってどれだけ陸軍が海岸を嫌って捻じ曲げたかを示す本でした。その視点で通しで見たことがなかったので、参考になります。竹内さんは地形といいながらお屋敷の話を延々とするとか、タイトルと違うことに脱線しがちな作風ですが、この本は陸軍の軍行動にページを割きすぎな気もしますが、珍しく脱線が少なかったような。
読了日:07月06日 著者:竹内 正浩

東京23区内を歩き回って、江戸時代からある堀や門、寺社建築などを紹介していく本。網羅されているわけではないと思いますが相当な数の建物類が紹介されてます。作者が実際に現地に行って見ているのが分かる丁寧な作りで、こんなに建物があるのなら幾つか見に行きたいですね。と言ってもこの本、地域別ではなく種類別(城、大名屋敷、寺社、土木)なのと地図が無いので、実際に歩くためには自分で目的地を考える必要が有りますが。
読了日:07月10日 著者:香原 斗志
![鉄道ピクトリアル 2020年 06 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51O67b1ZsrL._SL120_.jpg)
読了日:07月11日 著者:
![鉄道ジャーナル 2020年 06 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51d9+wRRVVL._SL120_.jpg)
読了日:07月12日 著者:

読了日:07月14日 著者:JRガゼット編集部
![鉄道ファン 2020年 06 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51iMR0-4-bL._SL120_.jpg)
読了日:07月15日 著者:

司馬さん今回は松山から宇和島へ。この辺りは30年近く前に一度通っただけですが、卯之町付近で鉄道のはるか下に昔からの街並みが見えたのが印象的で一度ちゃんと行かなければと思っている所です。ところで今回は司馬さんの妄想があまり飛ばないようで知っている方との宴席や会話が多いように思えますが、それもこの辺りの人々の温和さがなせる技なのかもしれません。
読了日:07月20日 著者:司馬 遼太郎

最近ひげが伸びてダ・ヴィンチのようになっている渡部先生の本です。入門というだけあって、太陽系の星を手前のほうから順番に観測の仕方も含めて解説していきます。だいぶわかりやすい書き方です。しかし惑星観測の分野はここ数年の進歩が激しすぎて、2016年の本でも最新の成果がないなと思ってしまうのが仕方がないこととはいえ、書くほうも大変だなぁと。こういった本でざっと知識を整理して、最新の知識はNHK BSPのコズミックフロントで仕入れるというのが正解ですかね。
読了日:07月22日 著者:渡部潤一,渡部好恵

久しぶりに途中で振り落とされました。もう一度読み直さないと。この辺りのビックバン付近の話は好きなので、ちゃんと理解したいのですがね。最新の科学者が何を調べようとしているのか、そしてその科学者にも人間っぽいところがあるなど、話も多岐にわたって面白かったのですが……。数式無しで頑張って説明してくれているのに、なぜ振り落とされる?自分……
読了日:07月23日 著者:杉山 直
![ナショナル ジオグラフィック日本版 2021年7月号[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/517uvy1KbIS._SL120_.jpg)
読了日:07月26日 著者:

これ、最初に読んだのは小学校のころだから35年くらい前ですかね。今思うとよくこんなの読んでたな。それから何回目か判らない再読です。書かれたのは半世紀以上前ですが、それでも今の学説ではそーじゃないよねと言いたくなるところが余りない、あっても小説的には有りと思えるあたり、上手く書いてるなぁと思います。人の動きが説明的でなくて面白いのよね、山岡さんのは。
読了日:07月27日 著者:山岡 荘八

新幹線100系は中学の頃に運行開始したこともあり、とても思い入れのある列車です。そういえば会社を早退して食堂車の最終日に乗りに行ったり、東海道線での運行終了前にグリーン車に乗ってみたりなんてこともしています。そんな記憶に残る100系新幹線を関係者の記憶が残るうちに記録に残すためにヒアリングしてまとめたものが本書です。開発から40年以上たつので、ヒアリングできるのも今が最後でしょう。良いタイミングで本にしたものです。そういえばグランドひかりの食堂車は使わないうちに終わってしまったなぁ。
読了日:07月28日 著者:福原 俊一

しるこ爆弾が入っているのはこの巻でしたか。そういえばこれで読んだ後、しばらく缶入りしるこにはまっていた時期がありましたっけ。
読了日:07月30日 著者:佐々木 倫子

国土地理院にいた技術者が国土地理院の地図作成の歴史から現在の地理院地図の使い方まで、地形図に関するあれこれを網羅的に書いた本です。講談社メチエなのでもう少し固めな内容なのかと持っていたのですが、現代新書かブルーバックスに入れても良い柔らかさ、というか新書にしていろんな人に読んでもらいたい本です。地形図の作成方法をこれだけ丁寧に説明した本は他にないと思うので、参考になりました。
読了日:07月30日 著者:宇根 寛

幕末にヨーロッパの建築様式が入ってきてからの建築様式の流れを説明している本です。今まで個々の建物の様式を説明することは有っても、この本のようにヨーロッパから東回りで入ってきた様式と西回りで入ってきた様式が日本で出会うとか、世界を股に掛けたスケールで様式の変遷を語る本には出合ってなかったので、とても分かりやすく感じます。とりあえず下巻も買いましたので、引き続き読み進めます。
読了日:07月31日 著者:藤森 照信
読書メーター