昨日は鉄道と旅行の事始めをしましたが、今日は美術鑑賞の事始めをしようと東京都写真美術館に行ってきました。
ちなみに、1/2と1/3は無料開館日でしたので、入場料は無料でした。
この日の東京都写真美術館は
- 3階:記憶は地に沁み、風を越えー日本の新進作家 vol. 18ー
- 2階:松江泰治 マキエタCC
- 地下:プリピクテ東京展「FIRE / 火」
とやっていて無料ですから全部見たのですが、上と下は良く判らなくて実質的に2階の展覧会だけ見たような感じになります。
ということで、2階の「松江泰治 マキエタCC」です。
松江泰治というと都市を高いところからパンフォーカスで影無く撮影する人というのが私のイメージなんですが、今回の作品はそのイメージを逆手に取って模型を同じように撮影したものが含まれてます。
いや、言われないと模型なのか実際の景色なのか判りませんて(というか、完全に実際の景色だと誤解して帰った作品も多数あります……)
例えばこちらはローマ。
今のローマにしてはコロッセウムも競技場も形が残りすぎてると気付けば模型と気づきますが、写真だけ見てる分には違和感ナッシングすぎて……。
そしてこちらは渋谷。
渋谷駅のかまぼこ駅舎が懐かしいですわと思って帰ったのですが、改めて写真を見返すと東急百貨店西館の窓の作りあたりは模型ですね……(完全に騙されている人)
ということで、これから見に行く人は、この写真が模型なのか風景なのかと思いながら見ると良いです。ぼーっと見ていると実際の景色にしか見えませんから……