東京都写真美術館で見た3つの展覧会について、感想を書いておきます。
とりあえず見た順と言うか、下の階から順番に。
まずは地下1階の世界報道写真展。去年撮影された世界中の報道写真のベスト3を様々な部門に分けて発表するものです。
今年は例年以上に血が流れて、落ち着ける写真が少なかった印象で、戦闘地域というか憎悪のぶつかり合う地域が拡大しているのがそんなところにも現れているような。
そして2階で開かれていた「ダヤニータ・シン」。
インドの写真家の展覧会ですが、インドってやはり複雑だなと。そりゃ10億も人がいて単純だったら怖いのですが。
あと、移動式美術館のセット(屏風型の枠に、たくさん写真をはめ込んで展示できる)で写真を見るとちょっと印象が変わります
最後に3階では、コレクション展。「平成をスクロールする」という年間タイトルで行われる第1弾です。
年間で3期に分けてやるのでスタンプラリーなどやってるのですが、その説明で入口が混雑するのはちょっとなぁ。
それはともかく、松江泰治さんの空撮の写真が個人的には好みだったかと
地下1階の激しさに対して、2階と3階は静けさが支配しているような感じで、3つまとめてみると振り幅を感じますね。
まぁ、同じ場所だからと纏めてみてしまうのが、そもそも良くないのかも……とはいえ、同じ場所の展覧会は纏めて見ますよ、ね?
おまけ:建物の写真も、展覧会ポスターの写真も撮り忘れたので、写真美術館に行く途中にあった花壇の写真などを……