東京の冬は基本的に晴れて乾燥しているもんですが、たまに南岸低気圧が元気になって雪が降ることがあります。
そんな東京ですが、1月5日に気象庁さんが「23区内を含め、うっすらと積もる」なんて言い出すものですから、当然期待で眠れなくなるのです(をぃ)。
そして翌日、1月6日。どうも昨日の読みよりも雪が降りそうという予想に変わって、大雪注意報を出すかも、という話が出てきます。
ちなみに東京地方での大雪注意報の基準は、12時間で5cmです。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/tokyo/0_tokyo.pdf
そうこう言っているうちに雪が降り始めて、正午過ぎにはうっすらと積もりはじめました。
このくらいの雪でもはしゃぐのが東京の人です。
東山魁夷の雪降るみたいにならないかなーと思って撮影してみたり。
京都の町家でなく東京の住宅街の屋根じゃ無理しかありません……
などとはしゃいでいる裏で、厳しくなるのは電力需要……
電力については原子力は危険で火力はCO2が多過ぎて太陽光は雪の日には役に立たずと詰んでいるので、こういうことも今後頻繁に起こるかもですね。
しかし雪は止まず、うっすらを通り過ぎます。
うっすらを通りすぎるどころか大雪注意報の基準も通り過ぎて、大雪警報に切り替わる始末(16時時点で北の丸公園は積雪6cm)
結局、18時過ぎまで雪は降って、積雪は10cmまで行ってしまったのでした
ここまで降るとはしゃぐどころでは……ということで、家から出ることなく1日が終わったのでした。
なお電力は、東北電力や関西電力からの受電量を増やして、なんとか乗り切ったようです。
ちなみにこの日の電力消費量は、2011年の震災以降の冬としては最大だったそうで……。