6日の日曜日は、日本橋高島屋での展示を見た後に、八重洲地下街の先にあるアーティゾン美術館に行って、「はじまりから、いま。 1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡」という展覧会を見て来ました。
こちらの展覧会はタイトルどおりですが、全身のブリヂストン美術館が開館してから70年の歴史を振り返ろうというもの。そういう展覧会なので実質的にブリヂストン美術館ベストコレクション展となっています。
ブリヂストン美術館は昔からいろんな種類のものを持っていましたが、収集は現在も続いているそうで、なんと鳥獣戯画の断簡を新たに手に入れたそうです。
ちなみにその鳥獣戯画と同じスペースにこれも展示されてまして……。
いやほんとうに、展示作品の幅の広さが凄いですわ。
その他にも最近あまり見かけない(というかブリヂストン時代は最初の2〜3部屋の展示作品が割合固定されていた気が)作品との再会が良かったです。
例えば藤島武二の東洋趣味全開洋画とか(大正期には多くの作家さんが東洋趣味全開をやっていますが、その一つですね)
これはルノの風景画の良い作品
古賀春江さん。
ブリヂストン美術館では1室があったものの、アーティゾン美術館では見ることの無くなっていたエジプトなどの考古が久しぶりに展示されてました。懐かしいやね。
アーティゾン美術館になってから現代美術の展示も増えましたが、昔からある作品を久しぶりに見ると、ブリヂストン美術館の所蔵品の多様さを思い出して落ち着きますわ。