4月15日、土曜日。
朝は普通に起きたものの、正午前に眠いなぁと思って横になったらニドネー神に3時間ほど持っていかれたました……。
そんなわけで15時過ぎに家を出たものの、そうなると美術館に行こうにも17時に閉館となる普通の美術館では見る時間が1時間を切ってしまうわけで……。
というわけで、18時までやってる美術館ならゆっくり見ることが出来ますぞ、ということで新宿の SOMPO美術館にやってきました。
SOMPO美術館でやっているのはブルターニュ展。
ちょうど今、国立西洋美術館でもブルターニュ展をやっていますけど、たまたま同時期にやっているだけで何か連携した展示というわけではないそうです。
なお、西美は国内の美術館に所蔵されている作品が中心、SOMPOはフランスのブルターニュにあるカンペール美術館の所蔵品が中心という差があります。
さてその展示ですが、ブルターニュの風景を描いたもの、ブルターニュで描いた画家と基本は押さえているものの、いまひとつパンチに欠けると思ってしまうのは上野の西美でのブルターニュ展が良すぎるからであって……。西美はブルターニュが都会の人々に注目されたようになった理由や、日本への影響のセクションがあって、そこが引き立てていた気がします。
とはいえ、何作品か光の書き方が良いものがありました。
そうすると光の良さが良く見えるような気がします。
ブルターニュといえばナビ派、ナビ派といえばドニ。
ということでみんな大好きドニもいましたのですよ。
ところでこのSOMPO美術館でのブルターニュ展、基本的に撮影可能です。
撮影不可は愛媛県美所蔵の数作品と死亡後著作権の切れてない数作品、それと解説コラム(何故じゃ?)でした。
というわけで、なんか西美の後に見たせいで色々言ってますけど、見る順番が逆だったらそれなりに気に入っていた気もするのですよね……。
展覧会の感想って過去に見た経験の蓄積に左右される要素が(少なくとも私の場合は)大きいので、難しいなぁと改めて思うのです。
で、見終わったら18時前ですので、この後は紀伊國屋書店で本を買って帰ったのでした