4月16日、日曜日。
起きたらそれなりに遅い時間だったので関東平野を離脱するような遠出は出来ないなぁということで、今日も毎度の美術館巡りとなりました。
幸い天気が良いようなので、少し歩く美術館に行こうとこんな切符を買いました。
この切符で都営地下鉄に乗ること55分、380円分を乗って西高島平駅につきまして、そこから10分ほど歩いて到着しました板橋区立美術館。
この美術館、いつもながら展示はよいのに遠いのだけが難点です……。
その板橋区立美術館でやっていたのは、椿椿山展。江戸絵画の方ですね(って、おおざっぱな紹介……)。
今日が最終日ということで間に合ってよかったという感じですが、展示前半の花鳥画の綺麗さ(輪郭線を使わずに淡いグラデーションで表現するの、本当に良い)と、中盤のデッサン調の多さに惹かれました。
あと後半にあった山種美術館所蔵の久能山真景図は好きな作品なので再会できたのが嬉しいですね。
ちなみに板橋区立美術館の前にある公園、佐倉こそ終わってますが、花が結構有りましたね。
などと思っていたら天気が急変するとのことで慌てて駅に戻ります。
こういう時に駅から遠い場所はリスクありますな。
西高島平からは都営三田線と大江戸線を乗り継いで上野御徒町駅に出て、そこから上野の東京国立博物館に向かいました。
特別展しか見る時間が無いので、私には珍しく直接平成館に向かいまして……。
東京国立博物館で見てきたのは、特別展の東福寺展になります。
東福寺展、最初は開祖の書とかでたるいなーと思いましたが、明兆の五百羅漢でエンジンがかかり、仏像のデカさがクライマックスでしたわ(仏像の大きさには、物事には限度というものが……というセリフを久しぶりに思い出したりして)。
あの五百羅漢、増上寺の狩野一信の五百羅漢の元ネタという感じでパワフルでしたね。
つーか、原寸大パネルだという涅槃図、実際には縦長のはずだから、相当に大きくありませんか?
東福寺展を見終わったら16時45分くらいだったのですが、建物から出ようとしたら土砂降りだったので、小雨になるまで待って、更なる雨宿りに西美に入ってコレクションを眺めたりして。
とまぁ、美術館巡りはこれで終わりなのですが、上野まで来たついでに丸井の地下を覗いてみました。
ここには4月末に有隣堂が出来る予定ですが、看板が出来ていました。
隙間から覗き見する限り、本棚は横浜桜木町のstory storyより多い感じでしょうかね。
で、都営地下鉄の一日乗車券があるからと上野御徒町駅に向かっていたところ、ちょうどいい場所にこんなところが。
私、湿度が高いのが苦手なんです……(って季節にもうなってしまったのですね)。