上野にある国立西洋美術館といえばコルビュジエの建築ということで有名ですが、そのためなのか何なのか年に3ケ月くらいは休館になってメンテナンスしているイメージです。
今年も年末からずっと休館で3月中旬になってやっと、明けましておめでとうという状態でしたが、今年は例年と一味違うようで……
何故か西美にフェルメールがいるという!
なんでも、この春から寄託を受けたそうで、世界中にいるフェルメール全作品制覇を試みる人々が大挙して西美に来るかと思うと何とも胸熱です。
その、フェルメールの作品「聖プラクセディス」ですが、正確には「ヨハネス・フェルメールに帰属」でして、確かにフェルメールが光の画家となる前の宗教画ですので判断が分かれるのかもしれません。
私の感想としては、予想よりも大きなサイズの絵だなぁというのと、私好みな綺麗なお姉さんだなぁと……(をぃ)。
差し込むような光ではないですが、画面全体の明るさはオランダ近代絵画っぽいかなぁと思いましたです。
かなり気に入りましたので、今後は西美にこの作品目当てで来ることが多くなりそうな気もします。
で、西美にはフェルメール以外にも綺麗なお姉さんの作品がありまして……。気がつけばそんな作品ばかり撮影してましたので、それらをちょっと紹介しましょう。
こちらも2014年度の新収蔵品。ドメニコ・プリーゴ《アレクサンドリアの聖カタリナを装う婦人の肖像》。これぞ16世紀美女で、なんとも可愛らしいです。
こちらは以前からいらっしゃる、ナティエの肖像画と、カペの自画像。カペの方は個人的には袖口のレースが細かい点が注目だと思ってます。
そんな綺麗なお姉さんに似合うのが、こちらの指輪。橋本コレクションの指輪を常設展示するとコーナーも新規に出来ていました。
版画・素描展示室にも綺麗なお姉さんがいました、そういえば。
ドニの「化粧する娘」に、ミュシャの描くサラ・ベルナールです。
あと、
こんなサロメさんもいらっしゃって……。サロメ、好きだわ。ほぼシチュエーション萌えでございますが……。
再び常設展示室に戻りまして。
近代絵画からは、ロセッティとミレイ。
最後にこちらの女の子、じゃない、男の娘は、ドニの子供、確か三男だったかと。本人の意向は無視して、やっぱり男の娘って可愛くって良いですわぁ(をぃ)。