6月18日、日曜日。
昨日は土曜日にもかかわらず、正午まで2度寝をするつもりが起きたら15時だったせいで本屋の梯子だけで1日が終わってしまい……
そんなわけで今日は何としても美術館に行くぞと家を出たのでした。
とはいえ、今日は暑い日で……。
そんな暑さにもかかわらず、最初に行ったのは目黒駅からそれなりに歩く目黒区美術館。ここで「ベルギーと日本」という展覧会を見ます。
この展覧会、前半はベルギー印象派とそれに学んだ日本人画家、後半はそれ以外の20世紀初頭ベルギー美術という感じの構成でした。
このテーマだと児島虎次郎ばかり見てしまうのは大原美術館ファンあるあるですね……。
ベルギーといえば外せないエミール・クラウスさん。
児島虎次郎さん。
ベルギーにいるときの絵は色彩がハレーションしてるのに日本に帰ると湿気を帯びるのが、結局絵画も風土に根ざしたものである証拠のようで。
児島虎次郎さんがヨーロッパに行っている際の日記なども展示されていました。
目黒区美術館からの帰り道、目黒駅まで坂を登るのは面倒と思っていたら東京駅行きのバスが来たので飛び乗りまして。
バスの経路を調べると田町駅近くの慶應大学前を通るようなので、そこで下車しました。
慶應で降りたのは学生街だから田町駅までの間でお昼ご飯安く食べられるでしょと思ったからですが、暑さのため店探しなどせず深く考えずサイゼに吸い込まれたという……。
いつもながら、ご飯屋さんを選ぶのが下手すぎます。
お昼ご飯の後は京浜東北線で上野に出て、東京国立博物館へ。
東博は「いつものところ」のはずですが、どうも4月29日以来、50日ぶりの訪問だったようです。
東博本館の特別1・2展示室では、ちょうど新収蔵品展をやっていました。
展示室に入って最初の感想は、展示ケースがきれい!ガラスが邪魔にならない!でした。
そういえば4月ごろに特別1・2展示室の工事をしていましたが、この展示ケース更新の工事だったのですね。
そんな新収蔵品展から気に入ったものをいくつか。
このお着物は綺麗でよいです。
伝雪舟という水墨画がありました。
彩色された仏像、やっぱりカラーのほうが推しやすい気がします(推し?)。
続けて常設展から。
こちらは渡辺崋山の描くお花が鮮やかで。
広重の描くお茶の水。
近代彫刻は動物さん多数でした。蟹さん、久しぶりです。
東博の後は本屋さんに寄るのと晩御飯を食べるのとで東京駅に寄ったのですが、そのついでで空也上人を再びみてきました。
目的は岡山弁の空也上人だったのですが、「そーじゃ」でなくて「そうじゃ」なのかぁ……。