月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

伊能忠敬先輩のふるさと、佐原まで行ってきた

9月30日、土曜日。

今日は、数日前から旅に出たいの発作が激しくなっていたので、ちょっと遠出をすることにしました。
目的地は千葉県香取市の佐原。なんでも佐原にある伊能忠敬記念館では最近新たに発見された伊能小図を展示している、そんな話を聞きつけていたので、行こう行こうと思っていたのでした。
www.city.katori.lg.jp


とりあえず品川から総武線の快速で成田駅まで行って、そこから銚子行きに乗り換えまして。

あら、E131じゃないんだと落ち込んだのですが(房総半島の奥地はE131系に置き換わっているのだと思っていた)、この辺りでは鹿島神宮に行く列車だけがE131だったのですね。

佐原までの途中、下総神崎で上り列車と、大戸で貨物列車と行き違いがあって3〜6分停車だったので、とりあえず途中下車をしてみたり。


あ、途中下車といってもSuicaはタッチしてますので、正確には下車と新規乗車ですね。


成田から40分ほどかかって、佐原駅に到着しました。


佐原に来たら、まずは伊能忠敬先輩にご挨拶を……

まずは、などと言いつつ、もしかするとここに来たのは1992年以来の31年ぶりくらいではないかと恐れ慄いております……


伊能忠敬先輩の像は観光地になっている場所から離れているのですが、観光地までの途中にも酒蔵さんなどあって見どころあります。

そしてやってきました、伊能忠敬記念館です。

こちらでは、ゼンリンミュージアムが新たに見つけた伊能小図を見てきました。
この伊能小図、針穴もちゃんとあって製本または副本の直系子孫なのではないかという貴重なもののようです。
ちょっと照明的に細かいところまで見えなかったですがオリジナルらしい雰囲気を感じました。
これは北九州で再度見たいですね

記念館の対岸にある、伊能忠敬先輩の旧家にも立ち寄ります。

店舗部分と比べて生活スペースは狭いような気がしましたが、そのくらいの広さのところに江戸時代は住んでいたのですかねぇ。


ところで伊能忠敬記念館や伊能忠敬旧家のある辺りは、川を挟んで江戸時代の街並みが残る場所となっています。

川を挟んでという点では倉敷に地下ですが、蔵造りの家が多い感じは川越にも似ているなと感じたり。
ちなみに第一印象は「混雑してない川越」でした……(いや、川越が混みすぎなんですってば)

成田が近いせいか、外国の方と思われる人もちらほら見かけました。


昔は拠点だったぞと、おしゃれな建物もあって

看板建築が残るあたり、大正時代くらいまでは拠点として栄えていたんでしょうね。


と、こんな感じで佐原の街歩きは終了。雰囲気の良い街で良かったです。

この後は、1時間に1本しかないので駅前の喫茶店で時間をつぶした後、再び成田線と総武快速で東京に戻って来たのでした。