11月25日、土曜日。
2日前の11月23日のことですが、twitterのタイムラインを見ていると立川で将棋界のレジェンド(谷川十七世名人、羽生九段、佐藤丸太九段、森内九段)が楽しそうにぐるぐる将棋を指している様子が流れてきまして……。
立川で24日と25日に行われる達人戦の前日イベントとして行われていたのですが、TLで見ているうちに、これは行ってみたほうが良いのではないかと思いました。
ということで、やってきました、立川。
立川では紅葉とモノレールが迎えてくれました。
立川駅から5分ほど歩いて、達人戦の会場となる立川ステージガーデンに到着。
そうあの、1階がフラットで背の低い人は演者が見えないことで有名な立川ステージガーデンです。
今回はちゃんと2階席を取ってますので、対策はばっちりです(って、何のだ?)
今日の対局は達人戦の準決勝2局と決勝1局の計3局。
まずは10時から準決勝の1曲目、羽生九段対森内九段です。
羽生先生が入場してきましたわ。
撮影は対局中でなければ可能ということで、駒を並べる間に撮影しまくる私。
2階の指定された席で撮影していたのですが、程よい距離で撮影しやすかったですね。
対局のほうは、羽生先生がちょっと詰まし切れてないのかなと思う場面もありましたが、羽生先生の勝利で終わりました。
次の対局は13時半から、佐藤九段対丸山九段。
座っている場所から見やすいからというのもありますが、ついつい丸太先生ばかり撮影してしまう……。
対局は、丸太先生が丸山先生の角換わりを拒否して力戦にしたものの、逆にねじ伏せられて丸山九段の勝ちでした。
さて、次の決勝まで2時間弱の空き時間が出来ましたので、ちょっと隣にある昭和記念公園に行ってみましょう。
まずは銀杏並木。
銀杏並木はちょうど見ごろで大混雑でしたです。
さらに奥のほうにも行って、赤い紅葉も探してみます。
ちょっとこちらの紅葉は、来週でもよさそうですね。
時間も限られてますし日も落ちてきたので、中央の池の辺りまで往復しただけでしたが、ちゃんと紅葉を見ることが出来ました。
再び立川ステージガーデンに戻って、16時半からの達人戦決勝戦を見ましょう。
羽生先生が入場してきましたわ。
決勝は羽生九段と丸山九段。指定された席から羽生九段が撮影しやすいのがうれしいです。
対局のほうは羽生九段が勝って優勝しましたが、自分に気力が無いのもあって終盤戦はかなりぎりぎりだったように見えてはらはらしました。
そして表彰式。
まずは日本将棋連盟会長の羽生善治さんの総評です。って、あの……
総評の後に羽生会長はいったん退場して、「それでは優勝された棋士にご登壇いただきましょう!」と言われて出てくる羽生九段。会場爆笑。
そして、表彰状を読み上げる羽生会長と、表彰状を受け取る羽生九段という一人二役が始まるのでした……
普通なら、そんなこともあろうかと別の理事を呼んでおくのでしょうが、何分初めての企画なのでそこまでは気が回らなかったのかなぁと。
とはいえ、羽生会長も言っている通りみんなが笑ってくれてよかった、で良いのだと思います。
(とはいえ、流石に次回やると二番煎じでしらけるので、次回は別の理事を呼ぶんじゃないかな?)
あと、この茶番司会を笑いださすに、ちゃんと「羽生会長」と「羽生九段」を使い分けてこなす貞升南女流が最高でしたね。
貞升女流が途中で笑い出したり変に盛り上げたりしていたら、ここまで楽しい一人二役にはならなかったと思います。