1月6日、土曜日。
今日も先日に引き続き、青春18きっぷを消化するために少し遠くに行きます。
まぁ、遠くといっても千葉市なのですが、品川駅から千葉駅まで830円もする距離なのですよ……
まずは、京葉線を千葉みなと駅で降りて徒歩10分、千葉県立美術館にやってきました。
こちらでは、テオ・ヤンセン展をやっていました。
テオ・ヤンセンは、プラスチックチューブと結束バンドなどを使って風で動く巨大生物を作ってしまう方。
この方の展覧会が全国巡回しているのは知っていたのですが、なんかうまく日程が合わなくて、やっと捕まえた感じです。
というわけで、風で動く巨大生物、ストランドビーストさんです。
噂通り、巨大ですなぁ……。
この巨大なものが動くというのですから、機構のほうに関心が行ってしまいます。
ちなみに、プラスティックチューブはこんな感じで止めてあって、工業製品のような緻密さは感じないわけで……
動力になる圧縮空気が通る管が血管のようで。
ちなみに圧縮空気を貯めるのも風力でやるのだから、やはり機構が気になります……。
足のほうはこんな感じで……。これで全体がガタガタしないのだから、やはり不思議で……。
ちなみに動いているときの様子はこんな感じ。意外と動きがなめらかなんですよね。
動いてるところ pic.twitter.com/7BfnWKLniQ
— 月猫夕霧/いのうえそう (@lunacat_yugiri) 2024年1月6日
とまぁ、何とか機構を理解しようと思ってあちらこちら見て回ったものの、さっぱり判りませんでした。
なので、猶更生き物に見えてしまって、凄いなぁとばかり思っておりました。
千葉県立美術館を後にして、次の目的地へはモノレールで向かいます。
モノレールに乗ってやってきたのは千葉市美術館。
こちらでは今日から鳥文斎栄之展が始まっていました。
基本的に自分は美人画の浮世絵は苦手なので、この手の展覧会に来ることは余りないのですが、千葉県立美術館に来た後に梯子できる美術館というと千葉市美術館くらいしかなくて……。
ですが、改めてじっくり見るとお着物の柄などが細かいのに気付いて、そちら方面で楽しめました。
なお、展覧会では3作品だけ撮影可能です。どれも発色が良いですね(さすがボストン美術館の所蔵品!)
時間があるので、千葉市美術館の常設展のほうも見てみます。
こちらではなんと、曾我蕭白の特集展示なぞをやってましたわ
蕭白さん、正調から外した感じが良いですなぁ……。
と、千葉の2か所の美術館を巡ったところですっかり夜になりましたので、この後は千葉駅の中で晩御飯を食べて帰ったのでした。