月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

横須賀の記念艦「三笠」を見る

1月7日、日曜日。
今日も今日とて青春18きっぷを消化するために、ちょっとだけ遠出をするのでした。

出発するときは行先を決めてなかったのですが、気が付くと横須賀に到着していました。

JRの横須賀駅は元々海軍の横須賀軍港へのアクセスを目的に開設された駅ですので、駅前の公園でそれっぽい船を撮影できるのが面白い点かなと。

その横須賀駅前にある公園には、ヴェルニー記念館というのがあったので、入ってみました。

ヴェルニーという人は、徳川幕府が横須賀に造船所を作ろうとしたときに指導に当たったお雇い外国人さんです。
といいつつ、記念館の中にはヴェルニーさんについては余り説明がなく、一番の目玉は横須賀造船所にあったスチームハンマーでした。いいのか?それで。

とはいえ、スチームハンマーは巨大ですなぁ……。どう見てもスチームハンマーのサイズを元に建物の大きさを決めているでしょ、これ。


横須賀駅からはバスで三笠公園に移動して、記念艦「三笠」を見物します。

船の下のほうはコンクリートで固められていますが、戦前のワシントン軍縮条約で除籍された際に船じゃないことにするためにこうなったらしいです。

大砲などは実物ではない模様。

操舵室は、上下二段あって、下の操舵室は分厚いコンクリートに覆われて大砲で狙われても操縦できるようにしていました。さすが軍艦。

船の中は資料室になってました。
日本海海戦に関する展示が多いですが、それは見飛ばして、それ以外の展示品を何枚か紹介します。

こちらは船首に付いていた帝国海軍の証。

こういう気象観測設備とか見かけると、ついつい撮影してしまうのよね。

東郷さんの盛装。東郷さん、そんなに大きくないみたいね。

こちらは、東郷さんの居室。

ちなみに下士官はハンモックだったようですが(ハンモックから起床する写真がありました)、その部屋の再現が欲しいなぁと思いました。

と、初めて記念艦「三笠」を見て回ったのですが、割と小さい船だったなというのが感想です。
この大きさの船で皇国の興廃とか言っていたのかぁと、変なところに感心してしまいました。


三笠を見た後は再び横須賀駅に戻ったのですが、このまま真っすぐ帰るには時間が早いので、ふらりと降りたことのない駅で途中下車。
東逗子駅で降りてみました。

ここから、京急の神武寺駅まで歩いてみます。
道はちょうど谷から谷へ一山越えるような感じ。

神武寺って、ちゃんとそういう寺があるのですね。

そして神武寺駅に到着。

これが有名な米国軍人軍属専用出入口ですか。

というわけで、帰りは京急で帰ったのでした(って、18きっぷの旅だったんじゃなかったのか?)