月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

神戸市立博物館「Colorful JAPAN」

神戸市立博物館で「Colorful JAPAN」という展覧会を見てきました。
(昨日書いた桜ノ宮での桜の撮影の後に向かったのでした)

前日にホテルで関西での展覧会を物色していたところ、どう見ても好物の展覧会を見つけてやって来たのでした。

この展覧会は幕末・明治初期の手彩色写真を集めたものです。昔は写真がモノクロでしたからカラー画像を見せたかったら写真に色を塗るしかなかったのですよ。
とはいえ手彩色写真は人手がかかって高価なので、塗っている場所が一部分なのが面白いところ。
例えば顔はモノクロなのにお着物は着色してあったりと、カラーで見せたい箇所が明確になっていたり。
あと、手彩色写真は基本的に訪日外国人のお土産用だそうで、着色は記憶色だという説明があってなるほどーと感心しました。


また神戸市立博物館のコレクション展示では、仏教絵画の特集や、関西の鉄道150年記念で鉄道の出て来る浮世絵、小さなガラスの器の展示などの特集展示をやってまして、いつもながら色々持ってるなぁと感心してしまいました。


前日に気づいて急遽着た展覧会でしたが、良いものを見ることが出来ましたわ。