月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

田村ゆかりコンサート@仙台サンプラザホール1日目

今日は先週に引き続きまして、田村ゆかりさんのコンサート、その1日目でございます。
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今日の会場は仙台サンプラザホール。2010年10月、人生2度目に田村ゆかりさんのコンサートを見た場所です。あの時はファンクラブの先行予約で席を取ったのにスピーカーに邪魔されてステージの右半分がよく見えなかったのですが、今回はそもそも見切れ席として販売されていた席ですので当然のように見きれています。2階の一番右端だったのですが、それでも前回よりはよく見える席だったような……。

といいますか、昨年4月の武道館2日目、年末年始の松田聖子さんカウントダウン、そして今日と、2階のステージの真横といった席に最近良く当たります。この席は舞台も客席も、更には舞台裏まで見えたりしますので、結構楽しめる場所だと思っています。


それでは、今日もセットリストは省略して、トークを中心に感想を書いてみます。

MC1

最初3曲歌った後、MCになりました。
いつものように「アニメロミックスプレゼンツ……」とツアータイトルと会場をコールする際におもいっきり噛んだゆかりさん。冒頭から暴投状態です。「もう一回!」の声援に、「こんばんわー」という挨拶からリプレイです。言い直しは問題なく成功して、「言えた!」と安堵の様子です。

挨拶のあとは、「地元ってどの辺りまでだろうなー。東北地方の人ー」と、時々やる出発地のアンケート。東北地方の人はいっぱいいました。そして、「あとはいいや」。当然「えー???」という非難が大国民から上がりますが、「それ以外の人って聞こうと思ったけど、今手をあげてない人全部じゃん。聞かなくてもわかるし」と、ごもっとも。といっても何も聞かないのもどうかと思ったのか、「沖縄の人ー?」と。沖縄から来た人は2人いました。この2人に対して、「二人?他人?友達いる?、いや、そういう意味じゃない、聞き方間違った」と矢継ぎ早に質問するゆかりさん。友達いる?、は、こっち(仙台)の方に友だちがいるの?、と聞きたかったのでしょうが、ゆかり王国ではどうしても「ぼっちですか?」という意味でしか聞こえません。

そして続けて気温の話。「仙台は寒いね、東京の夜の気温が昼だよね、3℃とか」と。たしかに、よりにもよって今日の東京は13℃とか上野の温度計が現示してたりする状況でしたから、なおさら暖かく感じます。その話をした時、地元の方がふーんといった感じだったので、「3℃って温かい?コートいらない?」と聞いていたり。流石に仙台の人も3℃に対してはコートを着ているようです、ってそりゃそうでしょう……。
で、ついでに全国の気温を調べたそうで、北海道は一番北(稚内でしょうね)よりも「右のほうの滑り台みたいなところ」(網走でしょうか)のほうが寒くて-1?℃だったとか、沖縄は「那覇というところを調べたけど」18℃位あったとか。早速先ほどの沖縄の人に「コート着る?」と質問。やはり流石に18℃ではコートは着ないですよ……。

ということで、「外は寒いけど、みんなの心で暖かくなりましょう」(ここ、ちゃんとメモれてませんので間違ってるかも)との言葉があって、「今日も楽しんでいってください」ということで、コンサート本編、スタートです。

桃色男爵フュージョンコーナー

ある意味、田村ゆかりさんのコンサートはミュージシャンがちゃんとミュージシャンをするのが楽しみです。といいつつ見切れ席の悲しさ、増崎孝司さん(Jack)と新澤健一郎さん(Pたん)は見えませんでしたが。なお、見切れ席用にモニターが置いてあったのですが、そのモニターでも新澤さんは見きれてました……。無念なりキーボード。

ゆかりんボックス

15曲目と16曲目の間のビデオは名古屋と違うものを流してました。リハーサルの際に撮影したお遊び映像ですが、今回は「ゆかりんボックス」と題して、ゆかりさんが箱の中に入っているものを当てるクイズをやっていました。ちなみに、その様子を見ているスタッフさんたち(石岡さんと、ファンクラブスタッフの方と、ダンサーの方などがいました)は、箱の中身が見えています。
クイズになったのは、

  • 春待ちソレイユの限定版(これは速攻で当てていた)
  • 笑うゴリラの人形
  • しらたき
  • ナマコ

でした……。ナマコの時はスタッフさんたちが余りに気持ち悪がっていたので、正解したあとにナマコを掴んでスタッフを追いかけるゆかりさん。上の回にまで逃げるスタッフ(男性含む)。うちの姫は結構ワイルドなのでした……。

MC2

MC2は当然のように、先ほどのナマコの話。「みんなナマコ触ったことある?」という質問に、三分の一ほどが「ある」という返事。「え?みんなどこで触ったの?」と聞けば、「海!」という返事。この答えは予想外だったようで、「海?海に何しに行くの?」と。そういえば、「海の思い出なんて10年以上更新されてないよ!」以前切れてましたっけ?
ということで、ここからは「ひぃっ、まさかみんな泳げるの?」と、泳げないゆかりさんについての話が始まります。

小学校の時、教室に(水泳の課題がどこまで達成できたかを記入する)表があったそうで、その中に、水の中のボールを拾う、というのがあったそう。ボールがなかなか拾えなくて、それは水に顔を付けないといけないから。なのでボールはこうやって(と、足でボールをたぐり寄せる仕草をするゆかりさん)、「ま、ゴルフボールは拾ったですよ」
その後、課題はだんだん難しくなって、何m泳げるか、っていうようなものになり。で、勇気を出して飛び込んでバタバタと(ここで再び犬かきとも言えない泳ぐ仕草が入ります)泳いだら、すぐ後ろにスタート地点があった(要するに進んでない)とか。「なんで泳げるのー?、なんで進むのー?海嫌いだよー」と絶叫するお姫様です。
ここで、前の方の人に、なんで泳げるのか聞いてみるゆかりさん。習っていたという返事に、「習い事かー。公文とかしかやってないよ」と。まぁ、習い事って、今と違って近くに施設とか無いから習いようが無い、なんてことがありましたからね。私はたまたまスイミングスクールが隣町にありましたけど……。

と、ここで元に戻ってナマコの話。美味しいかどうか聞いてみたところ意見が分かれました。味について聞いてみたら「赤貝」という返事があって、「赤貝かあ、あいつの味かぁ、じゃあいいや」と。まぁ、積極的に食べるようなものでもないような……。

と、やはり泳げる人が多かったのが気になるようで、「みんなゆかり同じで運動できないと思っていたら、意外とやるんだね……」としみじみと。この後、その他のスポーツということで、山に登る人を聞いていたりしました。


で、なんかこのツアーはMC2が長いのですが、今日もまだ続きます。
「なんか、みんなゆかりのことを見てるね」と言いながら(そりゃ、あなたのコンサートですから……)左側の人に手を振って愛想を振りまいたり、右側の人にも手を振って……こちらは2秒で寸止めとか、客いじりが入りました。何となく、弄られる側になったのは久しぶりです。

そして再びトークに戻って、「みんな(グッズや入場で長時間)並んでるけど、何を食べるの?」と質問。一番多い答えは牛タンでしたが、なんとなく中華そばという答えも混ざってたような(2010年のツアーで紹介された田中屋に行った人がいますね、さては)。先ほどのアンケートで地元の人が多かったのに郷土料理の牛タンが答えに上がったことを訝しむゆかりさんです。結果として、地元の人も普段は牛タンを食べないけど、お祭りの時に食べるということに。
で、福岡に牛タンの利久ができた話。すごい並ぶけど、そんなかぁ?と。たしかに利久が牛タンの中で一番美味しいけど、博多のたくさんある他のお店と比較したら、絶対では無いのではないか、という意味のようです。

更に牛タンつながりで、新幹線の中でフライングで「牛タン柔らかジャーキー」を買った話。1000円で、というのに「suicaで」と答えてしまい、「高いから要りません」とは言えなかったよと、まぁ、言い難いよねぇ。

MC4

アンコールの1曲目を終えて、「アンコールどーもありがとー」と、挨拶が入りました。
ここでのMCは、宮城の方言について。現地スタッフのかたに宮城っぽい方言はありますか?と聞いたら、ありませんという回答だったと。
一つ教えてもらったのが、「いきなり」。これで「とっても」という意味になるそうです。
「そうすると、いきなり団子って」と言いかけて「熊本!」と突っ込まれるお姫様でした。

どうもこれは、fancy baby dollのコールの際に、ちょっとひねった返し方をしたくて聞いていたようです。
「なんかありがとうみたいなのを」という問いに、「おしょうしな」という答えがあって(仙台と言うより、米沢の方言のようですが)、「ちょっとやってみようよ」と桃色男爵さんたちにfancy baby dollのサビを演奏させての公開練習。「世界一、めんこいよ!」のコールに対して「おしょーしなー」と返すことになりました。と言いつつ、ゆかりさんは1回目は覚えられず、「なんていうの〜?」といって全員をずっこけさせてましたが。それに対応してプロンプターに「おしょーしなー」と表示させてしまうポリンさんの仕事の速さよ!。是非明日はガースーさんに、LED表示に「世界一めんこい」と表示して欲しいところです(けど、出すの大変なんだよーと、ゆかりさんはおっしゃってますが)。

ということで、明日のfancy baby dollは、「世界一めんこいよ」と言いましょう。決定事項です。


エピローグ

アンコールのあとは桃色男爵、桃色メイツ、桃猫団と1列に並んで挨拶した後、会場内の隅々に手を振って。そして最後の一言は
「外は寒いので風邪など引かないように、暖かいうちに帰りましょう」でした。
ということで、21時40分。開演から3時間10分でコンサート終了です。


いやはや、今日は隣の席の方と会話をすることも出来ましたし、ステージと会場の全体を見ることができたのもあって、かなり楽しみました。
明日は前の方の席なので、今日とは違う景色を楽しみたいと思います。