今日は起きたら、雪がうっすらと積もっていました。名古屋近郊の交通機関と東海道新幹線をほぼ壊滅状態にした雪雲というか上空の寒気は東京までやって来ているようです。
そんな寒い日ですので家で大人しくしていれば良いもんですが、来週関西に行く都合上、23日までに終わってしまう展覧会は今日中に見ておかないといけません。ということで、最初に向かったのは国立新美術館の「DOMANI−明日」展。文化庁の海外研修制度を利用した芸術家の作品を集めた展覧会です。基本的に現代美術を余り鑑賞しない私ですが、12人もの作品を集めると気になる作品もあるわけで、思ったよりも長い時間をかけて見ていました。気になったのは神戸智行さんの金魚でしょうか。
これで無事に23日までの展覧会は消化できたので、ここからは30日までの展覧会を見ていきます。というか、すっかり展覧会の会期に追われていないか、月猫さんよ。
ということで、乃木坂から千代田線と丸ノ内線を乗り継いで赤坂見附のニューオータニ美術館へ。やっていたのは大谷コレクションの新春展ですが、1点有ったローランサンの絵にすっかり癒されます。この1点だけでも見に来た甲斐があったなと。
ほんで、赤坂見附から渋谷に出て、東急東横線で一気に日本大通りまで。横浜の山下公園のあたりに来ると、やはり地元の空気感が心地よいです。
横浜で最初に向かったのは横浜開港資料館。「ときめきのイセザキ140年」というのをやっているので、それを見ます。正直なところ、世は駒年発展記念館でやっていた「モダン横濱案内」が余り面白くなったので対して期待してなかったのですが、これが結構面白い。子供の頃から通い慣れている伊勢佐木町の、私が生まれる前の姿は、現状を知っているだけに興味を持ってみることが出来たのかも知れません。
最後に、横浜開港資料館から歩いて5分ほどの日本郵船歴史博物館へ。本当は神奈川県立歴史博物館の「発掘された武家の古都鎌倉」を見に行きたかったはずなのですが、何故かこのときは失念して日本郵船のほうに来てしまいました。これで2月13日までに横浜に再訪することが確定です。
ここでは「船→建築」という企画展。要約すると、ル・コルビュジエなどの建築にも船の意匠が反映されているんだよん、という内容です。言われてみるとその通りだなと感じる次第。なお、20ページもある立派な解説冊子があったので、これで改めて勉強してみるのが良さそうです。
ということで、うーん、2月13日までの「発掘された武家の古都鎌倉」に行き忘れたショックが大きいわ……。横浜、それなりに距離が有りますからねぇ……。