さて、10日に引き続き、今日も斉藤由貴ちゃんのデビュー25周年コンサートでPARCO劇場に行ってきました。今日のゲストは遊佐未森ちゃん。1990年代には好んで聴いていましたが、21世紀になってからは聴いてなくて、多分2003年9月にコンサートに行ったのが最後だと思います*1。
ということで、久しぶりの未森ちゃんとなるところだったのですが……。遊佐未森さんはアレルギー性の症状で声の出ないトラブル。急遽筆談となっていました。なお、筆談に使っていたのはこちら

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って、自分が買ったわけでもないものを紹介してもしょうがないです。とにかく、会話は由貴ちゃんが質問すると未森ちゃんが書き、それを由貴ちゃんまたは(心配で出てきた)長岡さんが読み上げると。あ、長岡さんは甲斐バンドで活躍し、斉藤由貴ちゃんや谷山浩子さんのアルバムをプロデュースした長岡和弘さんです。それにしても由貴ちゃん、未森ちゃんの回答を見る度に「うん、だけならば、うなずけばいいのに」とか「割と普通なことを書きますね」とか、突っ込む突っ込む。年上をいじるのが好きな由貴ちゃんです。
結局、未森ちゃんが声が出ないため、未森ちゃんは2曲ピアノを弾いて退場しました。遊佐未森さんが斉藤由貴さんに提供した楽曲「Dearest」と「遠出したいな」、どちらも遊佐さん特有の発声を感じる部分もあって、遊佐さんに歌って貰いたいところですが、それは叶わず。ただ、声を使わなければ直るそうなので、気長に待ちましょう。出来れば、3月6日の桃の茶会までに直っていただけると……。
それにしても、「Dearest」も「遠出したいな」も、作詞は斉藤由貴さんだったとはねぇ。「下りの根岸線、大船で乗換」なんて歌詞、遊佐さんとしか思えません。未森ちゃんにしては電車の方向が逆(遊佐未森さんは湘南に住んでいるので、大船で乗り換えるなら上りの根岸線でしょう)とは思いましたけど。たしかに斉藤由貴さんならば方向が合ってます(横浜市の中区か南区に住んでいるようですので)けど、相当庶民的になっているようであります。
と、2日にわたって見た斉藤由貴さんのコンサートですが、全体を通して感じたのは、やはりこの人は女優なんだなと。自分をさらけ出すところは出し、演じるところは演じる、そのメリハリが凄かったです。それにしても、なんで最初と最後は真面目なのに、ゲストコーナーではいたずらっ子になるのか、これもメリハリの一つなのかも知れませんが……。とにかく、凄いですわ。