更に4日は、大阪市立近代美術館心斎橋展示室での「ザ・大阪ベストアート」展も見てきたのでした。
この展覧会、春にやってた投票結果を元に、大阪市、大阪府の持つ近代絵画のベストを展示してる、それだけなんですが、どちらも常設の展示場を持ってないので見る機会自体が少ないのです。
で、展示されてるのはローランサン、キスリング、マグリット、ボーシャン、竹内栖鳳、上村松園、小磯良平と出るわ出るわ。
もうさ、とりあえず大阪市美術館でも良いから常設の展示場を確保しましょうよ、勿体無いからさ。
そんなわけで見る機会が少ないので実は初見という作品もありました。そんな中で、池田遙邨の「雪の大阪」が良いでした。雪景色の中之島、遠くには大阪城だけど、描いたのが昭和2年なので天守閣はまだ無いのねと変なところで感心してしまいました。
ところで、大阪市立近代美術館心斎橋展示室はこの展覧会をもって閉館になります。一体これらの作品を今度見ることができるのは一体何時になるのやら、皆目検討がつかないのは何とも困ったことですわ。