先日、五島美術館で光悦展を見た際に、ついでとばかりに庭園も散策してきたのでした。
五島美術館の庭園は、多摩川の河岸段丘を用いて作られているので、庭園の中でかなり標高差があるのが特徴です。
その標高差のあるところを鬱蒼と木々が茂っているというのが基本です。
なんですが、ところどころに美術品が置いてありまして。
仏像は1列に整列指定しているのが多い感じ。
あ、この方、かわいい。
直立不動な方。
門も幾つか。実用でなくて観賞用。
塔もあります。
なんとなく、全国各地から持ってきてしまったものの、土地と切り離されては唯の置物、という感じで置かれているも気が多くてね。
同じように途中に灯籠や仏像が置いてある庭園でも、根津美術館の方はその場所に相応しく見えるのとは違うなと思うのでした。