すでに7月20日で終わった展覧会ですが、7月18日にサントリー美術館で尾形乾山の展覧会を見てきたのでした。
正直言いますと、琳派の中では尾形光琳が一番上手くないと思っている私なので、その弟の乾山も「兄よりはまし」程度にしか思ってませんで……。というわけで見るのが遅くなったという次第です。
そんなわけで感想も手抜き感満載ですが、とりあえず手元のメモを書き出しておきます。
- 銹絵山水図四方鉢(36)
- 最初にこれ。山水っぽく。瀟湘八景的
- 色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿(27)
- 十二ヶ月花鳥図。藤とか桜とか細かい。
- 色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿(28)
- 琳派的な要素べたっとした感じで描いているような(芳中的な大味を感じます)。
- 渡辺始興「氷室節供図」(51)
- 乾山の弟子かも、ってことで始興さんが出てます。まあ確かに、墨の濃淡な感じは似てるとも。
- 銹絵染付金銀白彩松波文蓋物(71)
- 松の感じが琳派っぽい
- 色絵龍田川図向付(81)
- 水の模様と紅葉で竜田川。ダイナミック
- 色絵龍田川文皿(84)
- 上の作品と比較するために持ち出された鍋島の竜田川。あたしゃこっちの方が清楚で好きだ。
- 色絵桜楓文鉢(136)
- 仁阿弥道八の作品。乾山より仁清に似せたものの気がします?
うーむ、得意でないとは言え、見方が荒すぎる気もするのですが……。やはり焼き物はもうちょっと勉強してから、子供にはまだ早すぎるの世界のようです……。