久しぶりに、江戸東京博物館の常設展に行ってきました。
行こうと思った理由は、こちらの展覧会を見るため。毎年この季節に徳川将軍家に関する展示をやっているのです。
今年の展示は将軍家の婚礼なので、篤姫と和宮に関する展示が多かったです。
あと、徳川将軍の生母一覧と御台所一覧を並べてあって、両者が一致する人が一人しかいない(秀忠の御台所で家光の生母である江)とか、そんなこと大々的に展示しなくても……。
とまぁ、徳川宗家(徳川記念財団)から借りてきているものも多いので撮影禁止でしたが、やはり徳川家で良い品物が多かった印象です。
と、目的の展示はあっさりと終って、久しぶりに常設展示を見てきたのですが……展示ケースにある当時の風俗を示す資料が……
これ、国芳です。
拡大しても国芳。
これも国芳。
これは五雲亭貞秀。
川瀬巴水に
伊藤深水まで
まったくもぉ、さりげなく有名作家の作品を風俗資料として展示するのはやめてください……。
紙製の資料は退色や劣化の心配から頻繁に展示替えをしていると思うので、それを目当てに常設展示に行くのも、良いかもしれません。
その他にも紙製の資料には……
正月らしく雪遊びのシーンとか
講談社とキングレコードの関係を示す資料(ちょっと違う)や
(これ、大日本雄弁会講談社の出版した雑誌キングの付録です)
東海道新幹線の開業パンフレットなども。
季節に合わせての展示替えもあるようなので、やはり常設展示もちゃんと見ないといけませんね。
