月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

猛暑なので……都心の駅から近い美術館へ

7月17日、海の日とかで祝日の月曜日。

連日暑いと言ってますが、今日はとりわけ暑くて深夜に29℃とか朝の8時に32℃とか、3連休の中でも1番暑い日となっています。

そんな中、電気代節約のために家から出たのは良いのですが、家から駅までの徒歩4分で既に体に溜まった熱が半端ないという……
そして今日も、そろそろ駅からあまり歩かずに行ける美術館の在庫がなくなってきていますが、毎度毎度の美術館巡りをするのでした。


まずは丸の内の静嘉堂文庫美術館。地下に張り巡らされた地下道のおかげで暑い日でもここに来るのは楽勝です。
けど、あまり客がいませんね……(暑さのあまり外に出ること自体を控えている人が多い様子)

静嘉堂文庫美術館での展示は武士の装飾具のテーマで、印籠や刀の装飾が色々と。正直、刀とかあまり得意でないので奥にあった風俗画(四条河原遊楽図屏風とか)を中心に見ておりました。
風俗画は、その場でやってることを順に見ていくのが楽しくて、通し矢、動物の見世物、風流踊りなどがごちゃごちゃと縁日状態の四条河原、ここに行ってみたいなぁと思いますです。

なお、最初の部屋だけ撮影可能で、こちらは蒙古襲来図の模写。

そして幕末のパークス襲撃事件でのお礼に贈られたサーベルが展示されていたのが興味深いです。


静嘉堂文庫美術館を見た後は小一時間喫茶店で休憩した後に、暑さを押していつものところへ。

いつものところ=東京国立博物館です。

まずは常設展示から。
中世絵画の部屋が儒教絵画の展示になっていたり、近世絵画は文人画が中心と自分の好きからはずれていたのですが、最後の浮世絵で盛り返しました。

そんな常設展示よりも興味が向いたのは関東大震災の特集展示。

関東大震災の際は東京国立博物館でも被害があったのですが、被害写真を数多く見たの初めてな気がします。


こういう被害があったからこその、今の免震構造の展示台に繋がっているのでしょうね。


と、本日は2か所の美術館を見ただけでおしまい。家に帰ります。
が、暑いので気が付けばこうなるわけで……。

暑さが収まるまではビール代がかさむのは仕方がないですね(をぃ)