8月になりまして8月1日、日曜日です。
1年で一番暑い季節は8月の上旬、7日前後なのですが、しっかり暑いです。
で、そんな暑さの中、当初は空いた電車を選んで中でひたすら読書をしようと思って18きっぷを持って最寄駅に行ったのですが、駅の窓口に駅員さんがいないのを見て(18きっぷの入場のために駅員を呼び出すのが面倒に思えて)それは断念。代わりに8月3日までが有効期限のぐるっとパスで何箇所か美術館に行こう、という事になりました。
とはいえ電車に長時間乗って読書もしたいので、まずは30分ほどかけて千葉駅に。
そういえば千葉駅、駅前の再開発ビルがほぼ完成していました。このビルにはビックカメラが入る予定ですが、後ろの古いビルにあるはヨドバシカメラはどうするんでしょうね?
千葉駅からは千葉市美術館に向かいました。当然ながら歩いて行くには暑すぎるので近くのバス停までバス(100円)で行くのです。
なお、近くのバス停(中央二丁目or中央三丁目)を通るバスは多いのですが、あらゆるバス停から発車するので、乗換案内などのアプリがないと使うのは難しいです。
その千葉市美術館で見たのは前川千帆展。戦前の木版画で、抽象画でも新版画の超多色刷りでもないのをやってる人もいたんですね。温泉とか風景画の系統も多くて、省略の多い表現ながらその場の情景がよく伝わる絵だと思いました。わりと好きかもと思いましたが、個展は40年ぶりとかなんとか書いてありまして、次回見る機会が有るのか無いのか……。
www.ccma-net.jp
千葉市美術館ではこの展覧会のほかにも江戸絵画の特集展示などもありましたが、前川千帆の印象が強すぎて頭に入ってません。
とりあえず中村芳中は、写生からやり直せって言いたくなりますな。判ってますけど……。
千葉市美術館からは途中ドトールに寄り道してからモノレールへ。千葉駅から県庁前駅の支線は15分に1本の運転間隔なので、時間調整を涼しいところでする必要があるのです。
黒い車体は露出が難しいですな……。
モノレールの後は千葉みなとから京葉線に乗って、東京駅で乗り換えて上野に来ました。
いや、上野に行くのなら千葉中央駅から京成でもよかった気もしますが……。
上野駅から日陰を探しながら歩いて、東京藝術大学大学美術館にやってきました。
ここでやっていたのはコレクション展ですが、実質的に天平礼賛展。絵因果経から始まって正倉院宝物も模写があって舞楽の衣装があって春草の水鏡もある。コレクション展でテーマ展示をやるなんて、東博ですかい(ほめてる)
ちなみに、こちらの作品だけ撮影可能でした。こちらも天平ですわ。
www.geidai.ac.jp