月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

三井記念美術館での越後屋と、上野の森美術館での恐竜図鑑。のち新宿

7月9日、日曜日。
連日暑いですねぇ……。ということで今日も都内のあまり駅から遠くないところにお出かけです。


まず最初は、三井記念美術館。こちらで「三井高利と越後屋」という展覧会を見ます。

なお、三井高利は人名で、三井は高利貸という意味ではないので念のため(をぃ)。

こちらの展覧会、三井の実質初代である三井高利の事業と高利にまつわる美術品を集めて展示してました。
事業に関する展示は撮影可能でしたが、普段の美術展では出てこないものが多くて、これを見るのが楽しい展示でした。

そんな撮影可能だった事業に関する展示から。

まずは松阪の古地図。ここが三井家の発祥の地になるのですね。

松坂は一度行ってみないと、だなぁ。

越後屋の店内の様子と台帳

越後屋の建物を立体にしたものもありました。

流石呉服屋という感じで、布地の見本帳なんかもありました。


次に向かったのは上野の森美術館。ここも駅前のビルからエレベーターを上がれば到着しますので、外を歩く時間は短く済みます。
こちらでは「恐竜図鑑」という展覧会をやっています。

この上野の森美術館での恐竜図鑑展ですが、これは昔は恐竜がどのようなイメージで描かれていたかを見る展覧会になってます。
そういえば自分が子どもの頃は恐竜はしっぽを地面に引きずりながら歩いてたのが最近は頭からしっぽまで地面と水平になりましたが、しっぽを引きずらなくなるのは1990年ごろなのですね、なんてことが分かる展覧会です。

ということで、最初に出てきた19世紀の恐竜さん。


恐竜というか、ずんぐりむっくり爬虫類さん??

この19世紀のイメージが変わるのは、全身骨格が見つかったことが契機だそうです。

確かに骨をくみ上げていくと、取れないポーズが分かりますもんねぇ。

そんなわけで、更新された恐竜の姿はこんな風になりまして。

そういえば昔こんな感じの絵を見ましたねぇ。

この色、子供のころに見た図鑑の色じゃないか、と思ったり。

1枚目の海の中の風景は、谷山浩子さんの海の時間を思い出しますね。

そして1970年以降の研究で再度恐竜のイメージは変更になって、ついに今の格好になりました。

ところで最後の章は日本での恐竜のイメージに当てられていて、その中にはタイガー立石もおりました。


と、日本橋と上野で展覧会を見た後は買い物をしようと新宿へ。
この人、結構買い物に新宿に行ってますね……

その新宿駅の西口ですが、小田急百貨店も北の方から解体して低くなってますね。

なんか、この状況を記録しておかないといけない気がして、手動でくるっと360度動画を撮ってみたり。
youtu.be
うーん、この動画をスバルビルや明治安田ビルがあるうちに撮っておくべきだったな……。