4月1日の土曜日、新年度のはじまりです。
その新年度は、日付が変わった直後に入ったこのニュースからスタート。
【田村ゆかりOfficial Web Site更新♪】
— 田村ゆかり STAFF (@YukarinStaff) 2017年3月31日
4/1(土)0:00に、ゆかりん最新情報が公開! 初秋に待望のミニアルバム発売決定☆ さらに、9/26(火)・9/27(水)横浜アリーナでのライブ開催も決定しました!(´▽`*)https://t.co/4sjRX6MP6O pic.twitter.com/cKdZUIbZKp
うちの姫さまが再び歌を歌われる、このニュースに(ゆかり王国の)国中が大騒ぎになっていました。
確かに4月1日と言えばエイプリルフールですので嘘ニュースという可能性も考えられるのですが、FC公式アカウントがこのネタで嘘ニュースを(しかもtwitterと公式サイトの両方を更新してまで)やってしまうと、嘘と判った後に王国民が暴徒化しかねないわけで……まぁ多分嘘ではないなと、数分で判断出来ました。
とはいえ、紛らわしいから4月1日の発表は再考いただきたかったなぁとは思います……。
そして起きた後は、やはり新年度なので今年度のぐるっとパスを購入して
江戸東京博物館へ。まずは特別展の「江戸と北京」から。
この展覧会は、18世紀の江戸と北京を都市生活や芸術文化の面で比較してみようというもの。なんですが、これって江戸と北京じゃなくて、日本と中国の比較だよなぁ。それから、比較対象が多岐にわたって、それぞれについて江戸のものと北京のものを置いているので、1〜2点ずつの展示になってしまって展示スペースが足りない様子なのが残念かなと。江戸のものは上のフロアにあるのだから、北京のものだけ展示にしても良かったんじゃないかしら?
と、若干消化不良だったので上の階の常設展も見てきました。
江戸東京の常設展は大きな模型などが多いので何時行っても同じように見えますが、ここは紙の資料は極力本物を展示しているので、わりと展示替えがあるのです。
さらっと置いてあるのが広重だったり
国貞だったり
川瀬巴水だったり
吉田博だったり
伊東深水だったり……。
浮世絵を見るために定期的に来る価値がありますね。
次に向かったのは六本木一丁目の泉ガーデン。まずは少しだけ花見をして
そして泉屋博古館分館へ。屏風がテーマの展覧会です。
展示のメインは「二条城行幸図屏風」という後水尾天皇が二条城に御幸した際の行列を描いた屏風なのですが、大人数が登場するこの手の屏風は面白いですね。見物している人の表情が実に豊か。あと、現物用の桟敷を堀川の上に作っているのが面白かったです。
続けて六本木つながりでサントリー美術館にも行ってみました。こちらは絵巻の展示。
今回の展示は絵巻そのものではなく絵巻を溺愛した人に焦点を当てていたのですが、そのためその人が携わった(制作を命じたり修理を命じたり、単に見て評価したりと、関わり方は様々です)絵巻が沢山展示されてました。まぁ、どちらかというと一つの絵巻を全部見せます、的な展示の方が好みなんですが、時にはこういうのも有りですね。
次に向かうために乃木坂駅に向かおうとすると、乃木神社の枝垂桜が良い感じに。
すっかり日が暮れたのですが、東博にも顔を出してみることにします。
東博は4月から、金曜土曜を21時まで開館にしたそうで、なるべく積極的に夜に行くようにしようと思います(ほら、客が少ないから止めたって言われたくないですから)
桜の季節なので、浮世絵も桜尽くしだったり
殆ど人のいない考古フロアを冷やかしたり
カニさんを写真的にきれいに撮ろうと格闘したり
なんとなく、根本的に美術品の撮影の仕方がおかしいです、私……。
と、これで本日はおしまい。日付が変わった直後から、楽しいことの多い一日でしたわ。