月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

京急川崎駅のパタパタ

京急から、京急川崎駅の発車案内装置を置き換えるという案内がありました。
www.keikyu.co.jp
1970年代から90年代にかけて、駅や空港の発車案内表示はパタパタパタ……と音を立てて表示が変わる反転フラップ式案内表示、通称「パタパタ」が主流だったのですが、その最後のものを撤去するということでニュースリリースは出すし記念切符も出すし、という京急さんも商魂逞しいやねぇ……

いや、まさかNHKまで乗ってくるとは思ってませんでしたが。
www.nhk.or.jp

この反転フラップ式の案内表示、多くは京三製作所で作成されていますが既に生産を止めているようで、今後の更新はLEDや液晶のものになるようです。
そもそも今となっては多言語対応がしにくかったり、運行情報を表示しにくいなどの問題があるので、今から採用するところもないのでしょうね。


ところでこのパタパタですが、そろそろ撤去だろうと思って10年位前から時々撮影してました。そこから10年もよく生き残ったもんだ。
ということで、過去に撮影した京急川崎駅のパタパタの写真を貼っておきます。




ついでにこちらは金沢文庫駅にあったもの。


京急ではないですが、パタパタの写真をもう1枚。
写真のコントラストがおかしいですが、こちらは大宮の鉄道博物館で展示されているものです。

この表示器は元々は岡山駅の1階にあった新幹線改札口にあったもので、その後に交通博物館、鉄道博物館と移動してきたものです。
交通博物館にあったときは、下にある装置で自分で設定を変えることが出来たんですよね……。